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夜のバス停

 28日に花見で新宿御苑に行った。花見の後、都内でアルコールを飲みながら食事をする予定だったので車は止めて路線改訂後、初めてナッシー号に乗ってみた。新鎌ヶ谷駅9時13分着のバスだった。乗車率は満席で立っている乗客は4名。

 

 帰りも新鎌ヶ谷駅発19時18分の最終便のナッシー号に乗る予定だったが、残念ながら間に合わなかった。仕方なく、19時38分発の白井工業団地行きのバスに乗ることにした。

 

 定刻前に着いたとき、バス停には15名程の利用者が並んでいた。しかし、バスは20分遅れで到着。この時間でもルートの途中で道が混雑しているところがあるのだろう。16号線を横切るのに時間がかかったのだろうか。この時間帯にバスを利用したことがないので事情はよく分からない。

 

 ただ、専用軌道を走る電車とは違うバスに定時性は求めていないので特に腹も立たなかった。どのバスもいつも遅れる。バスに定時性を求める方がおかしいように思う。その代わりに便数を増やして欲しいという思いはある。便数があれば遅れて来た一つ前のバスに乗れる可能性もある。

 

 バスを待っている間に19時40分発の白井駅北口経由の千葉ニュータウン中央駅行きのちばレインボーバスの車両が近づいて来て目の前で二人を降ろして空のまま専用のバス停を通過してあっという間に走り去って行った。夜間の利用者もあまりいないようだ。

 

 あるいは20時15分か21時15分のバスの利用者が多いのだろうか。機会があった確認してみたい。イオン側にバス停のあるちばにうのバスの方はどうなのだろうか。おそらく千葉ニュータウン中央駅行き直行便はそれなりに利用者があるのではないだろうか。

 

 午前中の定点観測で気づいたことがある。それはロータリーに車を止めて新鎌ヶ谷駅で下車した友人や知人らしき人を拾う姿がとても多いことだ。おそらく、北総線の高額運賃を友人や知人に負担させたくないという思いからなのだろう。

 

 バス停から外れた場所を埋める程、待機中の車が停車していることが多く、中にはバス停の前に停車してやって来たバスに追い払われる車もある。駐車スペースが見つからず、ロータリーをうろうろする車もある。北総線の高額運賃が生んだ風景なのかもしれない。迷惑駐車として単純に非難する気になれない。