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ききょう号の活用

 水曜日に船橋で15時17分の東武線に乗り、15時30分に新鎌ヶ谷駅に着いた。改札手前のガラス越しに15時28分発予定のナッシー号がバス停を出て行くのが見えた。席はほぼ埋まっていたようだ。

 

 イオンの地下駐車場に向かう途中でちばにうの北環状線(白井駅停車)の車両にすれ違った。乗客は4~5名だった。

 

 翌日、新鎌ヶ谷駅11時30分発の北総循環線(白井駅停車)のちばレインボーバスの車両がバス停を出て行くのを目撃したが、乗客は2名だった。これまでの定点観察の限りでは、この路線は新鎌ヶ谷駅発着の他の路線に比べて利用者が明らかに少ないように思う。

 

 鎌ヶ谷市のコミュニティバス「ききょう号」は発着本数が多く、1時間に何本もバスが入って来る。5ルートの内、4ルートが新鎌ヶ谷駅、鎌ヶ谷市役所、鎌ヶ谷総合病院に停車する。3か所とも乗継停留所に設定されている。

 

 現在、新鎌ヶ谷駅直通のナッシー号はすべて鎌ヶ谷総合病院が終着となっているが、鎌ヶ谷総合病院まで乗車する利用者はあまりいないように思う。これまで目撃した限りでは実際に新鎌ヶ谷駅で降りずに病院まで行く人はいてもせいぜい1~2名だ。

 

 しかも、病院から新鎌ヶ谷駅に戻って来るバスは大抵の場合、空だ。鎌ヶ谷総合病院への乗り入れを止めて、病院利用者にはききょう号を利用してもらったらどうだろうか。運賃も100円で本数もあるので乗継待ち時間もそれ程長くはないように思う。

 

 利用者の負担軽減が必要ならバス利用時に運賃を立て替え払いしてもらい、病院の領収書の写しを市に提出してもらって後日、まとめて払い戻す方法もある。