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買い物の楽しみ

 3月26日に初めてシャポー船橋の角上魚類に行ってから毎週、都心に出た帰りにシャポー船橋に立ち寄っている。無論、主目的は角上魚類で鮮魚を買うことだが、シャポー船橋のフードマーケットゾーンで買い物をすることが楽しいということがある。

 

 魅力的な専門店が集まっており、買いたいと思う商品あるということがショッピングが楽しい理由だ。これまでは経済成長と人口増加でスーパーが増えて巨大化し、品揃えも豊富だった時代もあったが、最近はデフレと少子高齢化で長時間営業の割には物が売れず、コスト削減のために品揃えよりも売れ筋商品だけを陳列する店ばかりになってしまった。

 

 気に入って買っていた商品がある日、突然、店の棚から消えてしまうことが多くなり、複数のスーパーに寄って気に入ったものがあったときだけ購入するようになっていた。しかし、最近はそれすら難しくなっている。

 

 どこのスーパーに行っても同じような品揃えで買い物していても楽しくない。必要なものだけ買ったらさっさと帰りたいと思うことが多い。品数だけでなく、生鮮食品の鮮度も今一のところが多い。

 

 スーパーが増える一方で魚屋、肉屋、八百屋といった小規模な専門小売店は駆逐されてしまった。昔は店主が創意工夫をして旬の魚や野菜を仕入れて美味しい食べ方を教えてくれたものだ。対面販売で客の顔を見ながら客の希望に沿う商品を勧めてくれた。

 

 今は、スーパーには専門知識を持った店員さんはほとんどいなくなり、何か聞いてもちょっと確認してきますという対応ばかりのように思う。店には商品を並べる人とレジを担当する人が居れば商売が成り立ってしまう。AIが代替できるのはこのレベルだろう。

 

 人口減少時代に入り、これからは大量販売を前提としたスーパーではなく、消費者が思わず手に取ってしまうような商品の品揃えで購買意欲を掘り起こす努力が販売側に求められているのではないだろうか。

 

 シャポー船橋のフードマーケットゾーンの専門店には思わず、買いたくなるような品揃えが提供されているように思う。デパ地下とは異なる魅力があると思う。専門店の集積が昔の商店街に似ているような気がする。

 

 フードマーケットゾーン内で必要な食料がほとんど揃う。しかも、スーパーにはない品揃えと鮮度の高い商品を手軽な値段で購入できる。

 

 今日は角上魚類に行く前に成城石井とカルディコーヒーファームに寄った。昼下がりの成城石井の店内はレジ前に行列ができる程で結構、お客が入っていた。錦糸町の成城石井はときどき行っていたが、こちらのお店の方が広いように思う。正確には分からない。

 

 カルディコーヒーも別の店舗をときどき利用していた。二つともスーパーでは買えないものを買うのに利用している。

 

 角上魚類のおすすめ商品として自家製しめ鯖の刺身を挙げたい。しめ鯖は浅締めで鮮度がよく、とても美味しい。値段も手頃だ。他に赤貝のひもの刺身も鮮度がよくて生臭さがまったくなく、つまみ用に決まって購入している。韓国産だが、問題ない。

 

 1か所で欲しい商品を購入できるのでスーパー代わりに今後も定期的にシャポー船橋を利用したいと思っている。ちなみに東武デパートのデパ地下も賑わいがあって好きなので時々利用している。

 

 車は大抵、新鎌ヶ谷のイオンの地下駐車場に止めている。正直、船橋の駅ビルでなければ、途中でいろいろと買い物をしようとは思わなかったように思う。東武線の船橋駅から新鎌ヶ谷駅まで電車で13分。10分に1本あり、日中は、1本ずらせば必ず座ることができるので荷物が苦にならない。

 

 北総線をあまり使わなくなって毎週のように東武線に乗るようになったが、利用してみて都心に出るのに特に不便は感じていない。それどころか、新鎌ヶ谷駅から船橋経由で都心に出る方が最近は心理的に負担感が少ない。

 

 御茶ノ水が学生時代から好きで船橋から1本で行くことができるのも気に入っている。銀座に出るときは秋葉原で乗り換えればいい。交通費も北総線を利用する場合の半額程度だ。家内と二人で都心に出るときはこの差はとても大きい。

 

 通勤目的でなければ新鎌ヶ谷駅までのアクセスさえ確保できれば、白井市民は北総線にこだわる必要はないように思う。私は、個人的には北総鉄道が運賃を下げないなら下げなくても全然、困らないと思っている。人手不足でパートの人でも通勤費を雇用企業が負担するようになってきているのでもう値下げに期待するのは止めた方がいいのではないだろうか。

 

 新鎌ヶ谷駅に15時10分に着いて駅の外に出るとちばレインボーバスの北総循環線(白井駅停車)の車両に4人乗車しているのが見えた。二人の駐車監視員がロータリー内に駐車している車両をチェックしていた。これで最近、ロータリーに駐停車している車両が減っている理由が分かった。

 

 🔗人が乗ってれば「駐車違反」にならない、とこはありません!「都市伝説」が流布した原因とは? 【交通取締情報】~「駐車監視員」は実は、駐車違反を取り締まっているわけではありません。彼らは「放置車両を確認し、確認標章を取り付け、それを警察署長に報告している」だけなのです。違反切符を切るとか、検挙するなどの権限は一切持っていません。つまり「人が乗っている駐車違反車両」は元々業務の対象外、というわけ。彼らの仕事ぶりを観察させていただくと、まず車両の中を覗き込んでいるのがわかります。つまり「人が乗っていれば駐車違反にはならない」のではなく「人が乗っていれば放置駐車違反にはならない」というだけのことです。駐車禁止場所にクルマを駐めていれば、状況はどうあれ、従来通りに「駐車違反」であることに変わりはありません。取り締まりの権限を持つ警察官に見つかれば、その場で切符を切られても文句は言えないのです!

 

 イオンの地下駐車場から出て踏切の先で信号待ちをしているときにセブンパークアリオ柏行きのバスがロータリーから出て来た。乗客は6~7人。直後に反対車線を走る新鎌ヶ谷駅15時31分発と思われるちばにうの北環状線(白井駅停車)とすれ違った。乗客は7人位だった。