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空白時間帯

 本日は所用で新鎌ヶ谷駅9時13分着のナッシー号に乗った。乗客は16名。4名が立っていた。このくらいの乗客数なら丁度いいが、20名近くになると車内の密度が上がり、窮屈感がある。

 

 帰りは18時44分着の西白井線を利用した。バスを利用する場合は18時台はこれしか選択の余地がないからだ。到着したバスから白井工業団地で働いていると見られる人たちが降りて来た。その数22名。駅から14名乗車し、次のバス停で1名乗車したので乗客数はトータル15名だった。

 

 今日、初めて気が付いたが、白井市民には18時台はバスの空白時間帯だ。ナッシー号はこの一つ前のバスは17時33分。ちばレインボーバスの北総循環線は18時15分があるが、白井は白井駅北口にしか止まらない。

 

 ちばにうの北環状線は18時台はバスがない。その代わりCNT直行便は2本ある。しかし、これは仕方のないことだ。もともとちばにうはCNTの利用者のためのバスだし、この時間帯に白井経由の利用者はあまり期待できない。北環状線の運行開始前からCNT直行便を利用していた通勤利用者を優先するのは当然だろう。

 

 18時44分の西白井線はもともと白井工業団地の労働者の帰りの足の折り返しであり、大山口地区や西白井地区の利用者は副次的なものにすぎない。ただ、これまでの観察から西白井線は西白井地区の人たちの生活の足となっているようだ。

 

 18時台がバスの空白時間帯になっている理由は明白だ。白井市民は北総線の稼ぎ頭の時間帯は北総線を利用しろという京成と市の政策の結果だ。この時間帯に限らず、バス路線の運行は北総線の利用に影響を与えない配慮がされている。バスなんか関係ないと思っている市民もいると思うが、もうそろそろ車を手放した時の現実に目を向ける必要がある。