白井を走っているバスで最もコンスタントに利用されているのは西白井線かもしれない。平日も土休日もそれなりに人が乗っており、おそらく空で走っているのを見たことがないように思う。
理由は平日の朝夕は白井工業団地の通勤利用と沿線の西白井地区の住民の通勤・通学の足としての利用があるからではないだろうか。
西白井地区は西白井駅までは徒歩ではちょっと距離がある。北総線を利用する人でも西白井駅で乗降するより最寄りのバス停から新鎌ヶ谷駅に出た方が楽のように思う。ただ朝以外は1時間に一本程度しかないので利便性が高いとは言えないが、7時台と8時台は2本あり、6時にも1本あり、最終便は22時34分なのでかろうじて通勤利用としては最低限使えるレベルだと思う。最終便に間に合わないときは家族が車で迎えに来てくれれば何とかなるだろう。
20時過ぎのバスは工業団地で働いている人の利用はあまり期待できないが、西白井地区の利用者を前提にすることである程度の採算が確保されているのかもしれない。
金曜日に20時34分発の西白井線に乗った。予想通り降車客は5名しかいなかったが、乗客の方は最終的に14名だった。ほとんどの人が通勤利用者のようだった。年齢も若い人が多かった。やはり、西白井線は1日を通して安定的な利用者がいるようだ。