· 

バス停以外での乗降問題

 今日の新鎌ヶ谷駅11時08分着のナッシー号は満員だった。20名以上乗っていたようだ。ようだと書いたのは途中でよそ見をして人数が正確に分からなくなってしまったためだ。仮に数え間違いをしていなければ24名が乗っていたと思う。

 

11時12分過ぎにちばレインボーの北総循環線がいつもより早くロータリーに入って来て専用バス停の手前の西白井線のバス停に堂々と停車した。いつもは、屋根の下に入らず、その手前で停車していたが、今日は大胆にも屋根の真下に入って止まり、2名の乗客を降ろしてから専用バス停に移動した。

 

 会社が複数のバス停を確保しているからといってどちらのバス停で乗客を降ろしても構わないのだろうか。11時台の西白井線は便がないので有効利用ということなのだろうか。乗客の利便性を優先して数メートル先の専用バス停まで行かずに駅に近いバス停で降ろすよう運転手は会社から指導されているのだろうか。一方、西白井線の車両が駅から遠い方の北総循環線のバス停で乗客を降ろすことはあり得ないだろう。そんなことをすれば、乗客からクレームが来るのは明らかだ。

 

 そもそもちばレインボーバスが二つのバス停を占有する必要性があるのだろうか。西白井線のバス停を共用することも十分可能なように思う。運輸局は実情を把握して認可したのだろうか。公正な競争条件を確保する努力をしているのだろうか。競争と利用者の利便性を考えれば、駅に近いロータリーに2社のバス停を集約するべきではないだろうか。

 

 ついでに言えば、日によっては北総循環線の車両がコミュニティバスのバス停前で乗客を降ろすのを何回も目撃している。コミュニティバスのバス停は京成グループとちばにうの運行事業者の2事業者が利用している。コミュニティバスのバス停前で一般の乗合バスが乗客を降ろしてもいいのなら、ちばにうも同じようにコミュニティバスのバス停で乗客を降ろしても問題ないことになる。それはちばにうの利用者の利便性にも合致するように思うのだが…。

 

 🔗停留所以外で止まらない路線バス…その理由は?