· 

12月に入ったバス停

 本日の11時08分のナッシー号の乗客は14名。最初に12名が降り、その後に子供が一人降りた。しかし、バスがなかなか動かないのでどうしたのだろうかと思って見ていたら、しばらくして車イスの方がバスの後方から現れた。降車の介助で時間がかかったようだ。運転手さんの仕事には敬意を払わなければいけない。

 

 今日は土曜日なのでちばレインボーの高花線の11時00分始発のバスは白井駅には止まらずにCNT直行となる。定時にバスがロータリーから出て来たのを見たら表示板には空しくも「回送」の文字が出ていた。

 

 昨日、NHKが都心の路線バスが黒字でも減便になっている路線があると伝えていた。理由は運転者不足だ。定年で運転手が退職しても補充が追いつかないだけでなく、入社して来た若者も短期間で辞めてしまうそうだ。理由は労働環境にあるという。公休日にも会社から穴埋めのための出社をお願いする電話がかかってくるそうだ。

 

 都営バスの通勤時間帯でも減便が実施されているという。深夜の時間帯のバスも突然なくなってしまって困っている利用者の姿が映し出されたいた。それなのにほとんど利用者のいない不採算路線を京成が維持しているのはやはりおかしいように思う。日頃の自社の利益最優先の京成の姿勢からは理解できない。

 

 京葉銀行のATMに行った帰りにイオン側のちばにうのバス停の前を通ったらベンチでバスを待っている人がいた。13時35分発の北環状線の車両から7名の乗客が降りた後、待っていた乗客12名が乗り込んだ。ちばレインボーに比べて利用者は増えて定着してきているようだ。

 

 ちばレインボーに比べてバス停が駅から遠く、ICカードも使えないが、結局、利用者は運賃の安い方を選んだようだ。運賃はCNTまでは2社とも変わらないから利用者は白井市民なのかもしれない。私はちばにうのバスに乗ったことがないので実情は分からない。