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冬のバス停と理不尽

 

 昨日、今日と冬らしい寒さの日が続いている。考えて見れば、今は師走なのだからこれが当たり前のはずだが、最近は自然界も世の中も当たり前が通らなくなっている。理不尽な人間や理不尽な出来事ばかりだ。

 

 今日は寒さで外出を控えた人が多いのではないだろうか。そのせいか、いつもより遅れてバス停に到着した11時08分着のナッシー号の乗客は12人だった。

 

 そして直後に駅に入って来た11時30分始発のちばレインボーの北総循環線は誰も乗っていなかった。手前で乗客を降ろしてからバス停に止まるのが日課だが、今日は一直線にバス停まで行って止まった。しかし、本来はバス停で乗客を降ろすのがバス事業ではルールのはずだ。

 

 定時にバス停を出発した北環状線の車内に人影は確認できなかった。奥の方がよく見えなかったので一人くらいは乗っていたかもしれない。一昨日の日曜日の11時始発のCNT直行の高花行きも車内に人の姿が見えなかった。

 

 先週の金曜日に東銀座から13時58分の北総線に乗ったが、新鎌ヶ谷駅で5分の通過待ちを強いられた。スカイライナーとアクセス特急に追い抜かれた。これも理不尽なことのひとつだ。

 

 私はアクセス特急にはほとんど乗らない。アクセス特急を利用すると同じ路線で二度乗り換えなければならないからだ。よく乗降する東銀座に行くためには新鎌ヶ谷か東松戸で乗り換えて押上でもう一度乗り換えることになるからだ。

 

 現在はあたかも後発の成田空港線の線路を北総線がお借りているような状況で何とも理不尽だ。成田空港線の開業で運賃は下がらず、前より利便性は明らかに低下している。バス路線まで北総線にリンクして利便性が低下している。白井市民は怒るべきだ。

 

 ところで新鎌ヶ谷駅の植栽の手入れには感心している。ロータリー内と周辺の歩道の植込みがいつも気持ちよく手入れされている。今日気がついたが、大きな木はほとんど広葉樹が植えられている。木々は葉が落ちて裸状態だが、そこにLEDのイルミネーションの配線が巡らされている。冴えた星空の下のイルミネーションはきれいだろうと思う。残念ながら最近は夜の駅前を見る機会がないのでそれを確認することはできない。