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行き帰りにナッシー号に乗る

 今日は11時08分着のナッシー号を利用した。乗客は高齢者ばかりで全部で24人。12人が座り、12人が立っていた。満員だった。立っている乗客同士の体がぎりぎり触れない程度の満員感。

 

 乗るときに女性の車掌?がバスから降りて来て車内に誘導してくれた。しかし、その女性は車掌という訳ではなかったようだ。20代と思われる見習い?の若い運転手さんの運転状況のチェックをしていたようだ。何やら記載された用紙をはさんだクリップボードを持っていたが、用紙はおそらく運転状況のチェックリストだったのではないだろうか。これは憶測なので本当のことは分からない。

 

 バスは定時前の11時06分頃到着したため、8分までバス停で時間調整してから駅を出て行った。バスの中には新鎌ヶ谷駅で降りずに病院まで行く人が2人乗っていた。

 

 12分頃に今日も北総循環線(ちばレインボーバス)が西白井線とコミュニティバスのバス停の間に止まり、若い女性と年配の女性を降ろして専用バス停に移動した。

 

 帰りは17時33分のナッシー号に乗った。バス停で待っているときにアクロスモール前をイオン側のバス停に向かう15時40分発と思われるCNT直行便(ちばにう)が通り過ぎるのが見えたが、人は乗っていないように見えた。

 

 到着したナッシー号には病院で乗車した3人が座っていた。駅で14人が乗り込み全部で乗客は17人。西白井線とは違い、若い人の姿はなかった。ナッシー号は運賃は安いが、本数が少なく、輸送力、定時制、速達性という点で通勤・通学の利用者の足にはなり得ないということだろう。

 

 この間、錦糸町から船橋まで総武線快速に乗ってあまりの速さに都心までの距離がとても短く感じられた。これまでは北総線を使わずに都心に出るときは新鎌ヶ谷で東武線に乗り、船橋から総武線の各駅停車に乗っていた。目的地によって秋葉原で山手線に乗り換えるか、御茶ノ水まで一本で行くことが多かった。帰りは逆コースを利用していた。

 

 しかし、今日も帰りに錦糸町で16時26分の総武線快速に乗ったら16時42分に船橋に着いた。乗車時間はわずか16分、船橋から新鎌ヶ谷までの所要時間より3分長いだけだ。船橋は3駅目だから当然かもしれないが、錦糸町、新小岩、市川、そして次はもう船橋だ。考え方を変えれば北総線を利用しなくても快適に都心に出かけられように思う。総武線快速で東京駅まで行って乗り換える手もあるが、私は東京駅の総武線快速と武蔵野線のあの深い地下ホームから地上に出ることに抵抗感を持っている。だが、試してみる価値はあるかも知れない。

 

 白井の場合、北総線にこだわるのは馬鹿馬鹿しいように思う。新鎌ヶ谷と白井市内の生活利便施設を循環する便利なバス路線があれば、十分なように思うのだが…。行政と事業者が癒着したような北総線問題には正直うんざりしている。運賃を下げたくない京成と天下り先の確保に腐心している役所に期待してもしょうがないのではないだろうか。まして選挙しか頭にない政治家に解決を求めるのは愚かで時間の無駄に過ぎないことは既に証明されている。