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先週の土曜日のバス停(バス停の位置図)

 11時00分発のCNT直行高花行き(ちばレインボーバス)は空で駅を出て行った。11時08分のナッシー号は22人が下車して空で病院に向かった。病院から戻って来たナッシー号は駅で5~6人を拾ってロータリーから出て行った。

 

 定点観測をしていて東邦鎌ヶ谷病院の送迎バスの動きがちょっと気になった。それはコミュニティバスと西白井線のバス停の間に常に1台が待機していたことだ。後続車がロータリーに入ってくると場所を開けて交代している風情だった。東邦鎌ヶ谷病院のホームページには無料循環送迎バスを「2台運行により10から15分間隔で運行しています」と記載されている。

 

 気付かなければ1台がずっと待機しているようにも見える。コミュニティバスと西白井線のバス停の空間が実質的に東邦鎌ヶ谷病院の送迎バスに占有されている状況だ。駅まで人を送って来た車がコミュニティバスと東邦鎌ヶ谷病院の送迎バスが邪魔になり、歩道側に近寄れず、車道で人を降ろして後続のバスや車の通行を妨害しているような光景が再三見られた。

 

 しばらく見ていたら東邦鎌ヶ谷病院の送迎バスの運転手もそのことに気が付いたのか西白井線のバス停の先に移動して停車していた。コミュニティバスと西白井線のバス停の間のエリアを東邦鎌ヶ谷病院の他に秋元病院、コスメディック病院が利用しているので1事業者が占有するような使い方は問題があるかもしれない。

 

 一方、2月1日からこのエリアにコミュニティバスのバス停が移動することを鎌ヶ谷市がホームページで下のように告知している。現在のコミュニティバスのバス停は「障がい者乗降スペースと共用として使用」されているそうだ。それが2月からは現在のコミュニティバスのバス停が「福祉車輛専用」乗降場となる。そうなると病院のバスはどこにバスを止めるのだろうか。北口のロータリーは京成の乗合バスのバス停とタクシー乗場以外の場所にバスを停車するスペースはないように思うのだが…。それとも拡大解釈により福祉車両に病院のバスも含まれるのだろうか。

 

 ところで、これまでコミュニティバスのバス停に福祉車両が停車しているのを私は目撃したことがない。コミュニティバスのバス停に一般の福祉車輛が停車できることをどれだけの人が知っているのだろうか。そもそも障がい者乗降スペースとしての利用実績があるのだろうか。コミュニティバスの運行事業者は1系統を除き京成グループが独占しているので京成以外の運行事業者は北口から永久に排除されることにつながるだろう。今回の コミュニティバスのバス停の移動に別の思惑があるということはないのだろうか。


🔗新鎌ケ谷駅北側駅前広場にある鎌ケ谷市コミュニティバス「ききょう号」のバス停留所は、障がい者乗降スペースと共用として使用されていましたが、コミュニティバス利用者の乗降の際の安全性を考慮し、下記のとおり移動をします。

 

1.実施日 平成31年2月1日(金曜日)第1便から

 

2.移動場所 現在位置から北側へ約10m移動

 

3.その他 路面に表示する区画線の変更は、1月中に予定しています。

 

4.別添図 鎌ケ谷市コミュニティバス「ききょう号」のバス停位置