移設されたポールだけのバス停に利用者が並んでいた。従来の屋根のあるバス停(福祉車輛専用区画)には病院の送迎バスの利用者が並んでいた。こうなることは最初から分かっていたこと。
病院の送迎バスが乗降する場所は新鎌ヶ谷駅北口のロータリーではここ以外考えられないからだ。利用者は患者さんだから歩行の不自由な人もいるかもしれない。そんなバスを駅から遠いロータリーの奥に停車させることはできるはずがない。
しかし、市が運営するコミュニティバスのバス停が屋根のないところに移動して屋根付きの福祉車輛専用エリアを民間病院のバスが利用するという構図は何か腑に落ちない。南口の福祉車輛専用エリアには屋根がない。バランスが取れていないのは事実だ。とは言うものの市が民間病院に配慮したわけではなく、棚ぼたで屋根付きのエリアが使えるようになったに過ぎない。
そう考えるとコミュニティバスの新しいバス停に新しく屋根を付けるという選択が一番望ましいように思う。コミュニティバスの利用者の大半は高齢者で夏場の熱射病のリスクを考える必要があるように思う。また、雨の日のことも考慮する必要がある。
病院のバスはロータリーに入って来ると迷わず、福祉車輛専用区画に停車しているので運行事業者は事前に市に確認をとっているのかもしれない。東邦鎌ヶ谷病院の送迎バスは乗客を降ろすと西白井線の先のエリアに移動していた。2台で運行し、常時1台が待機している。しかし、待機場所は一般車両がよく停車場所に使っているため乗客を降ろしたバスが先に待機していたバスを押し出して入れ替わっている。
今日は駐車監視員がコミュニティバスのバス停の向かい側のロータリーの歩道寄りに止まっている車をチェックしていた。1台の無人車両を二人の駐車監視員が点検していたが、しばらくして運転手が戻って来たために駐車監視員は作業を止めて車から離れ、後方に止めてあった軽に乗ってロータリーを出て行ってしまった。ちなみにネットで調べたら駐車監視員の仕事は「運転手が不在で、直ちにクルマを移動させることができない放置駐車車両のみを業務の対象」しているそうだ。「放置駐車」と「駐車違反」は違うそうだ。
🔗人が乗ってれば「駐車違反」にならない、とこはありません!「都市伝説」が流布した原因とは? 【交通取締情報】~2004年に「放置駐車違反金制度」が施行された以降、民間委託された「駐車監視員」が「運転手が不在で、直ちにクルマを移動させることができない放置駐車車両」のみを業務の対象としたのです。その結果「運転手が乗車中で直ちにクルマを移動させることができる」場合は駐車違反とはならないという間違った認識が、世間に広まってしまったというわけ。…「駐車監視員」は実は、駐車違反を取り締まっているわけではありません。彼らは「放置車両を確認し、確認標章を取り付け、それを警察署長に報告している」だけなのです。違反切符を切るとか、検挙するなどの権限は一切持っていません。…つまり「人が乗っていれば駐車違反にはならない」のではなく「人が乗っていれば放置駐車違反にはならない」というだけのことです。駐車禁止場所にクルマを駐めていれば、状況はどうあれ、従来通りに「駐車違反」であることに変わりはありません。取り締まりの権限を持つ警察官に見つかれば、その場で切符を切られても文句は言えないのです!
本日の11時08分のナッシー号の乗客は13人。11時30分始発の北総循環線(ちばレインボーバス)は降ろす客がいなかったためいつもの西白井線のバス停には寄らずにまっすぐ専用バス停に向かって停車した。前扉が開いて運転手さんが降りて来てバスから離れて行った。始発設定で時間に余裕があるのでここでトイレ休憩をとる体制になっているようだ。バスがロータリーから出て行くときは2人を乗せていた。