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溢れるタクシー

 先日、タクシー乗り場にもタクシープールにも1台のタクシーも待機していないことがあった。今日は真逆だった。タクシー乗り場に5台、タクシープールに9台が待機しており、普段、空いているパトカー用の停車エリアも埋まっていた。一時はタクシープールに入れなかった2台のタクシーがコミュニティバスのバス停との間の道路に停車して通行スペースが狭くなっていた。合計16台のタクシーでロータリーは溢れていた。

 

 本日の11時08分のナッシー号は2分ほど早く到着した。乗客数は19人だった。北総循環線(ちばレインボーバス)は11時13分頃、いつものように手前の西白井線のバス停で停車した。中から4人が降りてしばらく停車していた。どうも精算に時間がかかったようでもう一人降りてきた。直後にバスは専用バス停に移動した。

 

 専用バス停にはバスの到着前から肩からカバンをかけたビジネスマン風の若者が立っていた。正直、不思議だ。交通費が支給されるビジネスマンがこの時間にわざわざ新鎌ヶ谷駅で下車してこのバスに乗る理由があるのだろうか。

 

 白井駅や千葉ニュータウン中央駅に行くなら速達性の高い北総線を利用するはずだと思う。仮に白井市役所に行くのだとしたら市役所前に停車するちばにうの北環状線を利用するだろう。千葉ニュータウン中央方面に行くのならやはり、ちばにうの11時25分の直行便の方が便利なのではないだろうかと余計な詮索をしてしまった。

 

 北総循環線が駅から出ていくときには件のビジネスマンともう一人が車内に見えた。

 

 途中、コミュニティバスのバス停でバス待ちをしている一部の利用者が東武線の駅舎の庇の下で日差しを避けている姿があった。一番利用者の多いコミュニティバスのバス停に屋根がなく、待ち客があまりいないタクシー乗り場と西白井線のバス停には屋根がある。福祉車輛専用スペースにも屋根があるが、こちらは秋元病院のバスの利用者が利用している。しかし、不思議なのは秋元病院のバスの利用者の多さだ。