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底冷えのバス停~駐停車禁止区域

 3月も後1週間だというのに今日の午前中は底冷えのする寒さだった。

 

 11時にCNT直行の高花線のバス(ちばレインボーバス)が空で駅から離れて行った。

 

 タクシーはタクシー乗場で待機している車両だけでタクシープールには1台も止まっていなかった。タクシー乗場は空の時間もあった。

 

 ロータリーには常時7~8台の乗用車が待機していた。一時的に10台になることもあった。道交法第44条で「駐停車禁止の場所」が定められており、路線バス等の停留所の標識板(標示柱)から半径10m以内の車道部分が駐停車禁止(運行時間中に限る)になっている。

 

 

 上記の法令に基づけば新鎌ヶ谷駅のロータリー内で一般車両が停車できそうなエリアはコミュニティバスの反対側のエリアに限られるように思う。停車可能台数は3~4台がいいところだろうか。

 

 ロータリーを有効に活用するためにちばレインボーバスの 稼働率の低い北総循環線のバス停は西白井線のバス停と統合するべきだと思う。統合により空いたエリアは一般車両の停車エリアにするか他の路線バス事業者に開放するのが望ましいと思う。一事業者を優遇するような慣行はやめるべきだ。

 

 コミュニティバスは1つのバス停を鎌ヶ谷市のききょう号と白井市のナッシー号の合計6ルートのバスが共用しており、一部を除き京成が運行管理しているのだから西白井線のバス停と北総循環線のバス停の統合はいとも簡単にできるように思う。

 

 利用者視点で考えた場合、空いたバス停エリアの使用をイオン側のバス停の使用を余儀なくされているちばにうに認めるのが妥当だろうと思う。利用者がニーズに応じて複数の路線を選択できるようにするのが行政の仕事だと思う。利便性が上がればバス全体の利用者が増え、自治体のバス事業者への補助金の抑制にもつながる可能性がある。

 

 今日は寒いせいか、時計塔近くの植込みを囲むベンチに腰を下ろす人の姿が最初は少なかったが、11時半くらいには一時的に20~30人近くに増えた。子連れの家族が多かった。通りがかりに周囲につられてベンチに腰を下ろす人が多かったのか15分位でみんなベンチから離れて行った。

 

 ロータリーの植込みの中に植えられた樹木にピンクの花が咲いていた。よく分からないが、時期的に桃の木ではないだろうか。桜の開花ももう間近、春はそこまで来ている。