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48時間

 

 

 2日間(48時間)の定点観測の報告

 

 

 3月30日

 

 11時にCNT直行高花行き(ちばレインボーバス)が空気を乗せて出て行った後に11時08分のナッシー号が到着し、15人がバスから降りた。

 

 タクシーはタクシー乗場に3台とタクシープールに2~3台。ロータリーに待機している一般車両は8~10台程度で11半過ぎくらいから台数が減った。

 

 3月31日

 

 10時15分頃、なぜか1台のタクシーがタクシー乗場ではなく、福祉車輛専用区画とコミュニティバスのバス停の間に待機していた。見ているとタクシープールに待機しているもう1台のタクシーの間を運転手が行ったり来たりしていた。

 

 タクシー乗場とタクシープール以外の場所にタクシーを止めるのは駐車違反(前回の記事で客待ちの車両は道交法上、駐車に当たることに触れた)になるのではないだろうか。バス停の標識から半径10メートル以内は駐停車禁止のはずだ。

 

 しばらくして歩行がちょっと困難な人が含まれた5~6人の高齢の一団が待機していたタクシーに近づいて来ると、タクシープールのタクシーもロータリーを回って後ろに止まり、一団が2台のタクシーに分乗した。タクシーはおそらく予約で彼らを待っていたのだろう。

 

 そうだとすれば本来なら、車は2台ともタクシープールに止めたまま福祉車輛専用区画の前の歩道で運転者さんの1人が迎えのために立っていればよかったのではないだろうか。実は、待機していたタクシーに別の高齢者が近づいて断られているような光景があった。まあ、勘違いでお客がタクシー乗り場に待機しているタクシーに乗られては困るという判断があったのかもしれない。

 

 タクシーが出て行った後に11時発のCNT直行高花行き(ちばレインボーバス)がロータリーに入って来てためらわずに西白井線のバス停で停車した。乗客は高齢の婦人が2人だった。専用バス停に移動して20分近く待機していたが、本日も収穫はなかったようだ。

 

 成果なしで戻る運転手さんの気持ちはどうだろうか。ここは過疎地のバス停ではない。運転手不足のときに民間にできることは民間でという市の説明に対する結果が求められるように思う。

 

 ロータリーの独占で競合他社を排除するような行為をいつまで行政は許容するのだろうか。利用者の利益でなく、自分たちの利益確保が最優先の事業者に対して市民はどう思っているのだろうか。