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まだ寒いバス停

 

 11時前のコミュニティバスの青空バス停に長い列ができていた。その数16人。隣の福祉車輛専用区画の屋根の下には1人。やはり、何かがおかしい。一番おかしいのは事業者に忖度する行政なのかもしれない。

 

 コミュニティバスのバス停の行列は10時52分発のさわやかプラザ軽井沢行きのバスを待つ人たちだったようだ。バスの利用者を増やしたいなら集客性の高い生活利便施設を通る路線づくりが欠かせないと思う。

 

 11時08分のナッシー号が4分遅れてバス停に到着した。中から16人が降りたが、病院に向かうバスの中に1人いたようなので乗客は17人だったと思われる。

 

 10分後に北総循環線(ちばレインボーバス)がロータリーに入って来てコミュニティバスのバス停を塞ぐように停車した。3人を降ろして専用バス停に向かった。駅から出て行くところを見落としてしまったが、11時ちょっと過ぎからバス停でバスを待っていた老齢の男性がいたので1人は乗客がいたはずだ。

 

 用事があって13時半頃にコミュニティバスのバス停近くを通り過ぎたときに13時45分始発の北総循環線のバスがまたしてもコミュニティバスのバス停を塞ぐように停車して2人を降ろした。もはや、確信犯のようだ。

 

 ところで11時過ぎくらいからコミュニティバスのバス停の向かいの植え込みの前に待機していた普通車があり、バスが停車しているときは車1台分の通行がやっとだった。タクシーもすぐ先のタクシープールに入るのにこの車が邪魔だっただろうと思われる。

 

 世の中、こうした配慮に欠ける大人が少なからずいる。車のマナーについては年齢や性別に関係ないように思う。先日、アクロスモール前の道路でUターンするように対向車線の道路を横切ってアクロスモールの駐車場に車を乗り入れた猛者がいた。

 

 センターラインには反対車線から右折して駐車場に入れないように赤いポールが数本立っていたが、そこを避けて斜めから駐車場の入り口に入る大胆さには呆れてしまった。乗っていたのは後ろに幼い子供を乗せた若い女性だった。

 

 元号が変わっても今の風潮が変わることはないだろう。モラルの崩壊が企業だけでなく、政府や役所、そして国民全体に進んでいるのだろうか。