10時42分頃、CNT直行高花行き(ちばレインボーバス)がロータリーに入って来た。コミュニティバスのバス停と西白井線のバス停の区画のど真ん中に停車した。車体の前方を西白井線の停留場の上屋の下に突っ込み、後部がコミュニティバスのバス停の中に入る形で停車して高齢の女性2人を降ろして専用バス停に移動した。
しかし、不思議だ。コミュニティバスが停留所の標識を超えて西白井線のエリアに入り込んで止まったり、西白井線のバスがコミュニティバスの停留所まで入り込んで止まったりするのを目撃したことがないのに、別に専用停留所がある北総循環線と高花線のバスは二つのバス停の好きなところでどうして自由に止めることができるのだろうか。
しかも、西白井線のバスの運転席付近から北総循環線(高花線と共用)の停留所が目と鼻の先に見えるのになぜわざわざ手前のコミュニティバスの停留所と西白井線の停留所を使って乗客を降ろす必要があるのだろうか。
駅から離れたイオン側のバス停を使っているちばにうのバスが京成と共用のコミュニティバスの停留所で乗客を降ろすというならまだ話がわかる。それは利用者の利便性の向上ためだと直感できる。ロータリーのバス停を独占している事業者とロータリーから締め出された事業者の格差の解消につながるかもしれない。
しかし、北総循環線と高花線の降車客はせいぜい2~3人程度のことが多く、専用バス停まで直行しても数秒しか変わらない。始発設定のため15~20分待機して乗客が0のことも珍しくない。今日も駅から出て行くときにバスに乗っていたのは若い男性2人だけだった。
ロータリーの歩道や横断歩道を行き交う人は自分の影を踏んで歩いていた。太陽が真上から照らしているためその影は短かった。コミュニティバスの停留所の後ろの駅舎の建物から少し後退したシャッター部分の前にできた日陰で日差しを避けて買い物カートの横に立ってバスを待つ高齢の女性の姿があった。
ロータリーの入り口の信号機の下、タクシー専用降車場の後ろでハザードランプを点けた自動車から携帯を耳に当てた短パン姿の若い男性が運転席側のドアを開けて降りてきた。ときどき見かけるケンタッキー・フライド・チキンで持ち帰り商品を買う客の一人だ。
この場所が店から最短の駐車場所だ。店に入ってから出てくるまでに7~8分位かかっていた。放置駐車違反など怖くないのだろう。ケンタッキー・フライド・チキンの店の後ろの線路の向こうが交番だということを忘れているのだろうか。これまでに放置駐車違反の取締りで切符を切られている人を何度か目撃している。