10時34分過ぎに10時32分の白井駅行きの鎌ヶ谷線(ちばレインボーバス)の空のバスがロータリーに入ってきていつものようにバス停に止まらずに一周してロータリーから出て行った。乗客が乗っているバスを見る日は来るのだろうか?
アクロスモール側のロータリー出口の横断歩道の端に白いカバーを付けた帽子をかぶった警察官が一人ずつ立っていた。何を監視しているのだろうか。
駅前広場の街灯や駅の入口のスロープの手すりに取り付けられた旗がはためいていた。駅の入口の階段の前で背中を向けて参議院選の候補者とその支援者らしき人々が駅から出てくる人に選挙での応援を求めているようだった。候補者はときどき駅から出てきた人に駆け寄り握手をしていた。支援者はビラを配っていた。
11時8分頃、パトカーを先頭にして市の車らしい車両が白バイに挟まれてロータリーに入ってきた。その後ろからボンネットと屋根にキラキラのパティモールを飾った車両が続々と入ってきた。最後尾の車両はミニパトカーだった。
タクシープールにパトカーと6台の車両が止まり、アクロスモール側の一般車両の停車エリアに白バイとミニパトカーに挟まれて残りの2台が止まった。
そう言えば、少し前にロータリーの入口の横断歩道で軽自動車が警察官に制止されていた。おそらく、一定時間ロータリー内での停車ができないことを告げられていたのだろう。
タクシープールに停車したオープンカーには着ぐるみを着た人が乗っていた。鎌ヶ谷市の農産物のブランドキャラクター「カマタン」に似ていたようだが、本当のところはわからない。
駅前広場にタクシープールの車から出てきた人々が集まっていた。タクシーに乗っていた警察官4人もタクシー乗り場付近に集まっていた。
選挙に関係あるのか、あるいは何かの行事なのかは不明だ。横断歩道前に立っていた警察官2人を含めると6人もの警察官が駆り出されている。市の車と思われる車両に乗っていた人物は大物なのかもしれない。
一団の車両の直後に11時08分のナッシー号がロータリーに入ってきたが、タクシープールに入る車でロータリーが渋滞してすぐにはバス停にたどり着けなかった。乗客は18人だったと思う。乗客とタクシープールに止まった車から降りて来た人の区別が難しく、正確に人数を数えられなかった。
11時15分過ぎに北総循環線(ちばレインボーバス)の車両がロータリーに入って来て、今日はコミュニティバスのバス停の後ろ、福祉車両専用乗降場に入り込んで停車した。もはや、確信犯だ。バス停以外の場所で乗客を降ろすことに何のためらいもないようだ。高齢の女性を1人降ろして専用バス停に移動した。
11時25分頃に一団の車両は来たときと同じようにパトカーを先頭にして駅から出て行った。
11時30分定刻に北総循環線のバスが駅から出て行った。乗客が乗っている気配はなかったが、車内が暗くてよく見えなかった。この頃には駅前広場の旗も支援者の姿もなくなっていた。
一団の車が駅に入ってくる前にいつもの居酒屋の配送車が横断歩道に近いタクシー降車場の後ろで荷下ろし作業をしていた。前述の警察官が軽自動車を制止していたのはこのときで配送車のすぐ後ろの横断歩道だ。
しかし、警察官は配送車のことを完全に無視していた。駐車禁止の標識がある場所、横断歩道から5メートル以内の駐停車、車がすぐに運転できる状態での5分を超えない荷下ろし作業という道交法の規制に違反しているはずだが、見て見ぬ振りをするしかない現実がある。
私は、以前、同じ場所で放置駐車で違反切符を切られている一般車両を目撃したことがある。その車のドライバーは駅の改札まで人を迎えに行ったか、ケンタッキー・フライド・チキンの持ち帰りを買いに来て放置駐車に及んだものと思われる。
配送車のドライバーを摘発するのは現実的ではないし、もし法律どおりに対応されたら配送車のドライバーは仕事にならないかもしれない。それでも法律上は両方ともアウトだ。世の中には法律だけで公平に裁くことができない事柄は多い。
この時間のロータリーのタクシーが少なかったのはタクシープールの利用についてタクシー事業者に事前に連絡があったからだろう。