· 

駐車監視員現る

 10時35分過ぎに10時32分の白井駅行き鎌ケ谷線(ちばレインボーバス)のバスがロータリーに入って来た。定刻を過ぎているのでバス停に止まらないのかと思ったら北総循環線と共用のバス停に停車した。

 

 停車したのはバス停に幼児を連れた女性が立っていたからのようだったが、結局、乗車せず、バスは空でロータリーから出て行った。この親子連れが白井駅まで行くために乗ろうとしたのなら運転手は電車で行くことを勧めたであろう。

 

 なぜなら、電車の方が早くて運賃も安いからだ。このバスで白井駅まで行くと36分もかかり、IC運賃でも690円かかるが、電車なら高額運賃の北総線でも白井駅まで5分で369円で済む。

 

 こうした点を考えるとこの路線はこのバス停の利用実績のかさ増しのために設定されているのではないのだろうかという疑念が湧く。このバス停を使っている北総循環線、高花線、鎌ケ谷線のどれもあまりにも利用者が少なく、この人手不足の中でこれらの路線を維持する理由はちばにうへの対抗しか思いつかない。他事業者を排除してロータリーのバス停を独占するためだとしたら情けないことだ。

 

 しかし、対抗にはなっていないのは明らかだ。ちばにうの路線よりバス停が駅から近く、ICカードが使えるという利便性の有利さがあるにもかかわらず、ちばにうより利用者が少ないのはやはり運賃の問題だろう。対抗するなら運賃を下げたらどうだろうか。

 

 この親子連れは11時20分頃、11時30分発の北総循環線のバスに乗るためにこのバス停に戻って来た。

 

 10時52分頃、北総循環線のバス停の先に止まっていた乗用車の前にどこからともなく二人の駐車監視員が現れて車をチェックしていた。もう一度見たときには駐車監視員の姿はなかった。車のフロントガラスに黄色のステッカー(放置車両確認標章)が貼られていた。

 

 しばらくして高齢の女性二人が戻って来てフロントガラスの黄色いステッカーを付けたまま駅から出て行った。

 

 🔗出頭ナシ!違反点数加算ナシ!罰金納めるだけ!駐車違反後のベストな対応方法とは~かつての確認標章は輪っかタイプのものが主流で、サイドミラーやフロントグリルにガッツリ取り付けられました。また、自分で勝手に外すことができなかったので、警察署へ出頭し、外して貰わないといけませんでした。改正後は黄色いステッカータイプが主流となって、フロントガラスに貼られるようになりました。このステッカーは自分で外してもかまいません。

 

 今日は太陽が出たり陰ったりしていたが、11時前に気温は30度を超えていた。屋根のないコミュニティバスのバス停の後ろの東武線の駅舎の庇の下のシャッター前のくぼみや隣の西白井線のバス停の屋根の下で日差しを避けてバスを待つ高齢者の姿があった。

 

 11時08分のナッシー号は定時にバス停で14人を降ろし、病院に向かうバスの中には1人残っていた。

 

 北総循環線(ちばレインボーバス)のバスが11時12分過ぎにロータリーに入って来た。専用バス停には大型の乗用車が止まっていたので西白井線のバス停で乗客を降ろすのかと思っていたが、今日は止まっている車を避けて専用バス停に頭を突っ込むような形で停車して前扉から4人の乗客を降ろしていた。

 

 乗客を降ろしている間もバス停の前に停車していた大型の乗用車はしばらく退こうとしなかった。バスのすぐ後ろにもハザードランプを点けた軽自動車が長いこと止まっていた。

 

 乗用車がバス停前から退いてバスがバス停にきちんと停車してから女性のドライバーが前扉から降り、駅の方へと歩いて行った。運転手がバスを離れている間に先程の親子連れが戻って来た。11時30分に駅から出て行くバスの乗客はこの2人だけだったようだ。