猛暑が到来し、暑い夏がやって来た。夏休みに入り子供の姿が目に付くようになった。今日はロータリーで停車している車が少ない。西白井線のバス停の先に止まっていた東邦鎌ヶ谷病院のバス以外に車が1台もロータリーに止まっていない時間があった。
コミュニティバスのバス停には日傘を差してバスを待つ人が多かった。日陰を求めてバス停の後ろの東武線の駅舎の庇の下や隣の西白井線のバス停の屋根の下でバスを待つ人の姿が目に付いた。屋根のないバス停に市民はいつまで我慢すればいいのだろうか。暑い日はこれからが本番だ。
10時37分に10時32分の鎌ヶ谷線のバスがロータリーに入って来た。いつもより遅いせいか、バス停に近づく様子もなく急いでロータリーを1周して空で出て行った。まるで遅れを取り返そうとしているマラソンランナーのようだった。
11時13分にナッシー号が到着して16人を降ろした。11時17分過ぎに北総循環線(ちばレインボ-バス)のバスがロータリーに入って来て、驚いたことにタクシーの止まっていないタクシー乗り場に車体の後部が入る形で福祉車輛専用乗降場の後ろに停車した。6人を降ろして専用バス停に移動した。
タクシー乗り場の前は駅の改札に最も近い場所だ。通常はタクシー乗り場に待機しているタクシーの発進妨害になるのでここに車を止める車両はない。タクシーが止まっていなければ構わないのだろうか。
法令でバス停以外での乗降が禁止されている路線バスがこの場所で客を降ろすことなどあり得ないはずだ。ドライバーはコンプライアンスよりノルマを優先しているのだろうか。どんなことをしても客を増やせと命じられているのだろうか。親会社の幹部の中には自分の会社が公共交通機関の担い手だという認識がない人がいるようだ。
今日はタクシープールだけでなくタクシー乗り場にもタクシーが1台も待機していない時間があった。暑いときはタクシーの需要も高いのだろうか。タクシーのいないタクシー乗り場の屋根の下で母親のそばで3人の子供が待ちくたびれてしゃがみこんでいたのが印象的だった。