今までコミュニティバスの停留所の屋根代わりという視点だけで東武線の駅舎の庇の下にできる日陰だけを観察していたが、今日は駅前全体の日陰を点検してみた。
東武線の駅舎の日陰ができ始めるのは11時30分近くになってからだ。その間のコミュニティバスの利用者の最寄りの逃げ場は隣の西白井線の停留所の屋根の下だけだ。
以前、コミュニティバスの停留所と共用だった福祉車輛専用乗降場の屋根の下でバスを待つコミュニティバスの利用者を目撃したことはない。福祉車輛専用乗降場の屋根の下でバスを待っているのは秋元病院のバスの利用者だけだ。
ロータリーの中に唯一日陰ができるのは北総循環線の停留所に近いロータリーの真ん中にある植込みの大きな樹木の下の道路だけだ。しかし、ここは道路のコーナーの内側で駐停車はできない。もし、駐停車すれば、進路妨害となり、間違いなく顰蹙を買うことになる。
一方、駅前広場の北総線の高架下のマックや福太郎、ケンタッキー・フライド・チキンの店舗の前は午前中、東武線の駅舎とは逆に1.5m程の日陰ができている。この日陰は東武線の駅舎の日陰と反比例している。
北総線の高架下は13時30分頃には日陰が消失してしまう。反対に東武線の駅舎の日陰はこの時間には歩道の半分ぐらいまで拡大している。それでもコミュニティバスの停留所からは1m以上離れている。
10時46分過ぎにCNT直行高花行き(ちばレインボーバス)のバスがロータリーに入って来て今日は西白井線の停留所ではなく、手前のコミュニティバスの停留所で乗客2人を降ろした。そして、専用停留所へ向かい、近くに停車していた乗用車を追い出して停車した。
11時に駅を出て行くバスには乗客はいなかった。その後13時49分発の高花行きのバスにアクロスモール前ですれ違ったが、このバスも乗客は1人だった。
11時40分頃に白いクラウンと思われるタクシーがロータリーに入って来て3台並んでいるタクシー乗り場の最後尾に停車した。停車した場所はタクシー専用降車場だ。前にもタクシー乗り場で4台待機しているのを何回か目撃した。最後尾はいつもこの白いクラウンだった。同じ運転手かどうかは分からないが、おそらく同じだろう。ルール違反するのはいつでも同じ人間の場合が多い。
駅前タクシー乗り場の利用は特定の事業者の独占をやめてすべてのタクシー(法人、個人の区別なく)に開放したらどうだろうか。海外でタクシー事業を展開している、白タクが事業免許を取得したようなウーバーのビジネスモデルには賛成できないが、日本のタクシー事業者も積極的に配車アプリを導入したらどうだろうか。
タクシーを呼んでいるお客に一番近い空車に優先権を与えるシステムにしたらどうだろうか。そうすれば駅前に集まるメリットがなくなり、ロータリーでムダに待機する時間が減り、収入も増える可能性がある。客を探す労力が軽減されるだろう。ただし、連絡を受けたタクシーがその仕事を請負うか、請負わないかを自分で決められるようにするべきだ。
ウーバーが海外で展開する事業では与えられた仕事を受けるか受けないかで査定される仕組みになっており、ドライバーがウーバーに搾取されている現実がある。個人事業主なのに自分で自分の仕事を調整できないというおかしな事態が社会問題になっている。
また、仕事を受けるか受けないかで不利益を被るしくみだと目の前でアプリを使わずに手を挙げてタクシーを呼んでいる客を無視するような事態が想定される。スマホを持っている利用者だけが優先されるようなしくみは人々に不公平感を抱かせることになる。
規制緩和を自由競争の視点だけで評価する人がいるが、必要な制約の範囲での競争でなければならない。