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また、青山まで出かけた

 前回の「お盆に都心に出かけてみた!」という記事で青山一丁目駅までの運賃と所要時間について書いたが、今日も用事で立ち寄り先の最寄り駅である青山一丁目駅まで電車に乗った。

 

 前回は新鎌ヶ谷駅(東武線)→船橋(総武線)→西船橋(東西線)→日本橋(銀座線)→青山一丁目というルートで出かけたが、今日は新鎌ヶ谷(東武線)→船橋(総武快速線)→新橋(銀座線)→青山一丁目というルートにした。

 

 路線としては、前回4路線、今回3路線を利用した形になるが、西船から青山一丁目まではメトロなので日本橋での乗換はホームの移動だけで運賃も通し運賃で安い。

 

 新鎌ヶ谷で8時34分の電車に乗り、青山一丁目に到着したのは9時41分、所要時間1時間7分、総運賃は824円だった。前回のルートも1時間7分だったが、総運賃は606円だったので218円も安い。

 

 やはり東西線の運賃が安いということなのだろう。西船橋から青山一丁目まで278円で行けるというのは本当に驚きだ。西船橋で乗換える人が多い理由がわかる気がする。

 

 今日は新鎌ヶ谷で8時34分の電車に乗って東京駅に9時24分、新橋に9時27分到着だから通勤のピークは過ぎているだろうと思っていたが、総武線快速は肌が触れ合うほどの超満員だった。

 

 JRの新橋から銀座線の新橋までは少し歩くので銀座線の電車はもう混んでいないだろうと高を括っていたが、改札を抜けたらホームへ降りる階段に行列ができていて面食らってしまった。ホームまで階段をのろのろと降りるとホームにはアルバイトらしい若い人が電車の乗降を誘導していた。

 

 帰りは懲りて運賃の安い前回のルートで帰ってきた。2時前に青山一丁目で電車に乗り、日本橋で乗り換えた東西線は西船橋まで座ることができた。

 

 朝出かけるときに新鎌ヶ谷駅8時20分着予定の西白井線のバスを利用した。バスが駅に着いたのは8時30分だった。ちょっと驚いたのは遅れたお詫びなのか、改札に近い手前のコミュニティバスのバス停に斜めに乗りつけて乗客(9人)を降ろしたことだ。前方の西白井線のバス停には利用者が並んでいるのが見えた。

 

 この時間は毎日、同じことが繰り返されているのかもしれない。ちばレインボーバスは運転手の判断でロータリーのどこで乗客を降ろしてもOKなのかもしれない。その一方でバスはバス停以外で止まることが禁止されているのでバス停周辺にマイカーを止めないでくれとちばレインボーバスは道交法を盾に注意を喚起しながら、事業者が守らねばならない道路運送法を無視して正規のバス停以外で乗客を降ろしている。

 

 帰りは15時28分のナッシー号に乗った。前方の西白井線のバス停には15時25分発のバスがすでに停車していた。バスは歩道から優に60㎝以上離れて止まっていたので高齢者が道路に降りずにバスのステップに足をかけるのは難しい。ロータリーの反対側を通ってバスが駅から出て行くときに乗客が3人乗っているのが見えた。

 

 バス停に並んでナッシー号に乗った人が11人、病院から乗ってきた人が3人で計14人がバスに乗っていた。ナッシー号の運転手は高齢だったが、歩道から30㎝くらいのところにバスを寄せて止めたので無理なくステップに足が届いた。発進時も停車するときも滑らかで運転が上手なことが分かった。

 

 コミュニティバスのバス停の移動理由を鎌ケ谷市は道路で乗降する利用者がいたことを理由に挙げていたが、やはりこじつけにすぎないようだ。運転手のバスを歩道に寄せて止める技術とルールの励行の問題にすぎない。バス停の移動は京成の意向だったのだろう。現在の日本の行政は事業者に忖度して国民や市民の方を見ていない。結局、利益誘導と政治の問題は何も変わっていない証なのだろう。