10時30分頃、タクシー乗り場に3台、タクシープールに3台のタクシーが待機していた。後から来たタクシーはタクシープールの最後尾に着くことになっているはずだが、ロータリーに入って来た空のタクシーはタクシープールには行かずにタクシー乗り場の列の後ろに停車した。止まった場所はタクシー専用降車場の区画の中だった。
タクシーから降りてきた高齢の運転手は2台目のタクシーの横で1台目のタクシーの運転手と立ち話をしていた。割り込みのようだが、他のタクシーの運転手が注意する様子はない。客が来て立ち話の相手の運転手が慌てて車に戻り、客を乗せてタクシー乗り場から出て行くと高齢の運転手の車がそのまま3番目に居座ってしまった。
4台のタクシーが並んでいるときに客を乗せてロータリーに入って来たタクシーは降車場の後ろで客を降ろしていた。降車場はやはり無意味だ。11時前にタクシープールに待機している車は1台もいなくなっていた。
10時40分頃、CNT直行高花行き(ちばレインボーバス)のバスがロータリーに入って来て今日も西白井線のバス停で乗客を降ろしていた。3人を降ろすと専用バス停に移動した。11時の出発直前に女性が1人、駅とは反対方向からやって来て慌ててバスに乗り込んでいた。20分待機して1人だから、始発設定をしている意味がない。
タクシー降車場の後ろに原付がしばらく止まっていたが、ケンタッキー・フライド・チキンから持ち帰り用の袋を二つ提げた女性が出て来てヘルメットをかぶり、原付に跨るとさっそうと駅から去って行った。放置駐車のリスクを冒しても唐揚げが食べたかったのだろう。「疾風のように現れて疾風のように去ってゆく月光仮面は誰でしょう」というフレーズが自然に浮かんだ。