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影が伸びた

 今日はいい天気で気温がこれまでより低いが、11時前でも陽ざしはまだまだ強い。しかし、駅前広場を歩く人の影の長さが季節の変化を感じさせる。ついこの間までは歩行者の真下の地面に短い影ができていたが、今日はみんな身体の横に1メートルくらいの長い影を連れて歩いていた。

 

 北総線の高架下の福太郎やマクドナルドの店舗前の日陰も4メートルくらいまで拡大していた。しかし、コミュニティバスのバス停でバスを待つ人は逃げ場のない強い日差しの中で立っていた。

 

 タクシー乗り場に3台、タクシープールに2台のタクシーが待機していたが、驚いたことにタクシープールの車が1台になったときに残ったタクシーが掃除道具を取り出した後の後部トランクを開けっ放しにしてタイヤの掃除を始めた。カウボーイのような帽子を被った運転手はタイヤの掃除が終わると今度はドアのガラスを拭きだした。よほど暇なのだろう。

 

 駐車監視員の白い軽自動車が2度、ロータリーに入って来たが、2度目に1人だけロータリーで降りて停車している車両を1台、1台チェックしていた。しかし、どの車も運転手が乗っていたようでロータリーの歩道を半周してチェックが終わるとロータリーから出て行った。

 

 今日に限っていつもこの時間にタクシー専用降車場の後ろに停車している居酒屋の納品トラックは現れなかった。運がいいのか、それともどこかで察知したのだろうか。

 

 最近はアクロスモール側の一般車両の停車スペースは満車のことが多い。ロータリー全体ではいつも程の車は止まっていなかったが、アクロスモール側の停車スペースは空きがなかった。

 

 11時11分頃、ナッシー号が到着して19人をバス停で降ろした。11時17分に北総循環線(ちばレインボーバス)のバスがロータリーに入って来てコミュニティバスのバス停前で1人を降ろして専用バス停に移動した。11時30分に出て行くときには1人乗っていた。

 

 人手不足で最近は黒字路線でも廃止する時代にこの路線を維持する理由を説明してほしいものだ。ロータリーのバス停を利用したい事業者が他にいるのだから事業者の勝手だというわけにはいかない。

 

 西白井線のバス停に北総循環線のバス停を統合するのが合理的だ。北総循環線は既に西白井線のバス停で乗客を降ろしている。20分近く待っても1人か2人しか乗客がいないのだから始発設定を止めればいいだけだ。ロータリーの公平な利用を行政は確保する義務がある。