
政治の世界だけでなく、この国はモラルより自分たちの利益が一番の人たちが増えているのかもしれない。人に迷惑をかけないという生き方を否定する人が増えているように思う。
生活保護を受けることと人に迷惑をかけたくないという問題は別次元の問題として、生活保護を受けることは人に迷惑をかけることではないという前提で人に迷惑をかけない生き方を大切にするべきだと私は思う。
電車の中で赤ん坊が泣くのは迷惑ではないが、スーパーで店内を走り回るこどもは迷惑だと思う。分別がつかない赤ん坊をなだめるのは困難だが、スーパーを走り回る元気なこどもは公園に連れて行って走り回っていい場所と駄目な場所を教えるのは親の役目だと思う。
なぜこんなことを書くのかというとタクシー乗り場に自分たちで決めたルールを無視して4台の車両が待機していたからだ。そもそも行政はタクシー乗り場の待機車両を2台にするようタクシー組合にお願いしているそうだ。
路面に書かれた区画も2台になっている。2台を超えるタクシーの待機場所としてタクシープールが用意されている。しかし、タクシー事業者は当然のように3台の車両をいつもタクシー乗り場に待機させている。
3台止めるとその後ろのタクシー専用降車場の区画線内にタクシーを止めることができず、さらに降車場の後ろに一般車両が駐停車していると降車場は利用できない。こうした状況が日常的に起こっている。
今日は10時15分頃から降車場の区画線の中で待機しているタクシーがあった。しかも降車場の後ろに一般車両が駐車していたのでタクシー乗り場から5台の車両が連なっていた。
4台目のタクシーは自分の行為が仲間内の3台ルールすら破っており、降車場に駐車しているから駅に客を乗せて来た他のタクシーが降車場を使えないことを認識していたはずだ。そして、こうした仲間内のルール違反を他のタクシードライバーが注意する様子はまったくなかった。
15分位してやっとタクシー乗り場に客が来て4台の列が解消されたときにタクシープールに待機している車両が同じように追随することはなかった。2台になったときにタクシープールからタクシー乗り場の列の後ろに移動していた。要は見て見ぬふりということのようだ。割り込まれたわけではなく、自分たちの順番に影響ないから関係ないと思っているのだろう。
しかし、5台の車の列が出きていたときに客を乗せてロータリーに入って来たタクシーはタクシー乗り場の先の福祉車輛専用乗降場で客を降ろしていた。このタクシーはそのままロータリーを出て行ったので組合に所属していない事業者なのだろう。
人に迷惑をかけたくない、仲間の評判を落とすようなことはしたくないという気持ちがルール破りのタクシードライバーになかったことは明らかだ。
10時42分にCNT直行高花行き(ちばレインボーバス)のバスがロータリーに入って来た。こちらにも呆れてしまった。今日はコミュニティバスのバス停の標識より手間で乗客を降ろしていた。しかも、頭を突っ込むように斜めに停車したので後ろの車の通行妨害になっていた。
前方の西白井線のバス停と専用バス停にも停車の障害となるような車両は止まっていなかった。3人を降ろして専用バス停に移動し、定刻の11時に2人を乗せて駅から出て行った。