
ロータリーにはタクシー乗り場に3台、タクシープールに数台のタクシーが待機していた。ロータリーに停車している一般車両の数が今日は少ない。
10時35分にいつものように遅れて10時32分の鎌ケ谷線(ちばレインボーバス)のバスが空でロータリーに入って来て今日はバス停で止まらずに出て行った。気ままなフーテンの寅さんのようにバス停で止まるか、通過するかはその日の運転手の気分次第のようだ。
居酒屋の納品トラックが今日も10時30分頃からタクシー専用降車場の後ろに止まり、11時前にロータリーから出て行った。その間に客を乗せたタクシーがトラックとタクシーに挟まれた降車場に入れず、降車場の横の道路で客を降ろしていた。タクシーから降りた女性はトラックとタクシーの間を抜けて歩道に上がっていた。タクシーは客を降ろすとロータリーから出て行った。
トラックが出て行って降車場が空いているのに福祉車輛専用乗降場の先で客を降ろしているタクシーがあった。タクシーは客を降ろした後、タクシープールに移動したので協議会のメンバー事業者だ。どういうつもりだろうか。
それだけではない。納品トラックが出て行った後にタクシー乗り場の2台目のタクシーが区画線を後方に半分はみ出し、そのあおりを食った3台目のタクシーが降車場の区画に半分はみ出して停車していた。本当にどういうつもりなのだろうか。こんなことをするから千葉のタクシーの評判が悪いのではないだろうか。
昔、深夜に松戸駅で乗ったタクシーが国道6号線を100キロ以上で走行したときに肝を冷やしたことを思い出した。しかも、行き先を告げてもろくすっぽ返事もしてくれなかった。今も変わらないのだろうか。無論、大半のドライバーはまともな人たちだとは思う。
11時08分のナッシー号の乗客は19人?だった。ちょっとよそ見をしていたので正確ではないかもしれない。
11時12分頃、北総循環線(ちばレインボーバス)のバスがロータリーに入って来てコミュニティバスのバス停前で1人を降ろして専用バス停に移動した。今日も車輪がセンターラインを踏んでいた。バス停の区画線近くに停車に邪魔な車両が止まっていなかったのに歩道から1メートルくらい離れて止まっていた。やはり、運転手の運転技術が低いのかもしれない。
そもそも歩道に寄せて安全に利用者を乗降させるという意識自体が運転手にはないのかもしれない。道路上での利用者の乗降を問題にしてコミュニティバスのバス停を移動したのではなかったのではないだろうか。
運転手はトイレ休憩らしく前扉から道路に降りて歩道に上がり、バスから離れて行った。運転手自らバスから歩道に直接降りられないことを証明していた。
バス停の移動を利用者の参加していない駅前広場利用旅客輸送連絡協議会で決めたというが、役所も警察も利用者がなぜ道路で乗降しているのか考えもしなかったのだろう。考えていれば利用者が自らの判断で道路で乗降できるわけがないことに容易に気がついたはずだ。
彼らは利用者がなぜ道路で降りているのかを調べもしなかったのは明らかだ。ほとんどの利用者は道路での乗降が望ましくないということを知らないと思う。知っていれば、うるさい利用者なら道路での乗降を強いられた場合、運転手に注意しただろう。道路での乗降の問題は利用者側にはないのは明らかだし、道路での乗降が危険だと利用者に対して事業者や市も警察も今まで注意を喚起したことはないはずだ。
もし、そんなことを利用者に伝えれば、運転手が歩道から離れてバスを止めてるから悪いのだと利用者から反撃を食らうのが落ちだろう。しかも、バス停の移動後もコミュニティバスの利用者の道路での乗降はなくなっていない。
バス停の移動理由を考えたのは事業者以外にいないのは明確だ。もし、役所や警察が提案したというなら、役所や警察はバス停の移動の根拠としている現地調査を実施したはずだろうからその証拠を開示する義務がある。開示できない理由を考えるのはとても大変だろうと思う。屋根のないところにバス停を移動された利用者のことを彼らは考えなかったようだ。
そうでなければ「熱中症のリスクは認識しており、上屋の設置について検討するが、すぐには難しいので(東武線の)駅舎の庇の下で並ぶようにしてほしい。」などという場当たり的な市の回答が出てくるはずがない。
バス停の移動により道路での利用者の乗降が避けられるのか検証もせず、高齢者の熱中症対策もしていないのだから呆れるしかない。
そもそも歩道から離れてバスを止めているのはバスの運転手だからバスの利用者の問題ではない。バスが歩道に接近して停車していれば、利用者が道路で乗降すること自体、不可能だ。
役所に問い合わせたときに担当者はちばレインボーバスの協力を得てバス停を移動したと説明していた。コミュニティバスのバス停の移動のために西白井線のバス停の区画が延長されたが、西白井線のバスは従来通り、バス停の屋根を越えない位置で停車していることが多い。それどころか、コミュニティバスのバス停前で乗客を降ろしてからバス停で利用者を乗せているのを何回か目撃している。コミュニティバスの移動で以前より西白井線の区画が拡大した感がある。西白井線とコミュニティバスのバス停の区画線に境界線がない意図が想像される。
役所や警察は利用者の道路での乗降の実態を自ら調べるべきだ。路線バスだけでなく、病院のバスも頻繁に道路で利用者を乗降させている。道路での利用者の乗降がコミュニティバスのバス停を移動させなければ解決できない安全上の重大問題であるなら市や警察は運転手を厳しく監督するようにバスの運行事業者を指導するべきだ。
11時26分頃、セコメディック病院のバスがタクシー降車場の後ろで利用者を降ろして今日は発車時刻までイオン側で待機するらしくロータリーから出て行った。
11時30分に北総循環線のバスが1人を乗せて駅から出て行った後にバス停の区画線の中に白い乗用車が停車していた。歩道ではサラリーマン風のワイシャツ姿の中年男性4人がバス停の写真を撮りながら何か話していた。事業者がわざわざ4人も来て自社のバス停の写真を撮るわけがないので雰囲気から役所の人間のように思われた。しばらくすると4人が乗った車はロータリーから出て行った。