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シャトルバス

 駅前広場とロータリーの中の植え込みの雑草取りとイルミネーション取付工事が終わり、駅前全体がスッキリした感じがする。白井の駅前より植栽管理は鎌ケ谷の方がいい。

 

 雑草と言えば464号線の鎌ケ谷霊園付近の雑草を何とかしてほしい。右車線のガードレール沿いにススキとセイタカアワダチソウが道路にはみ出して伸びていて走行しづらい。この状態になってから結構時間が経っている。

 

 今日はタクシー乗り場に待機しているタクシーが少なく、空の時間帯もあった。停車している一般車両も多くはなかった。

 

 ときどき、アクロスモール前を行き先表示器に鎌ケ谷観光と表示されたちばにうのバスが何度も通り過ぎた。満員状態のバスもあった。昨日、今日と鎌ケ谷市産業フェスティバルが福太郎アリーナ(鎌ケ谷市民体育館)で開催されており、新鎌ヶ谷駅と会場との間を無料シャトルバスが運行されている。バスの運行事業者が鎌ケ谷観光になっている。

 

 普段のバスもこれくらいの乗客があればと思う。通勤・通学のバスが満員状態で運行されていた時代があったことを思い出した。

 

 マイカーは便利だが、便利なものはたいてい誰かの犠牲の上に成り立っていることが多い。地球は泣いているのかもしれない。台風や水害を考えると地球は温暖化に悲鳴を上げているのかもしれない。自然の脅威ということばがあるが、地球からしたら人間こそ脅威なのかもしれない。

 

 10時48分頃、高花線(ちばレインボーバス)のバスが駅に入って来た。この間は専用バス停に直行したが、今日はコミュニティバスと西白井線のバス停の間に止まり、3人を降ろして専用バス停に移動した。

 

 バス停のすぐ近くにハザードランプを点滅させた車両が止まっていた。しばらくしてレジ袋を下げた年配の男性が戻って来て運転席から車に乗り込んだ。放置駐車で捕まって後悔しても遅いのにと思うのは余計なお世話だろうか。

 

 車が出て行った後に今日の運転手はバスを前進させてからバックして車体の停車位置をきちんと歩道寄りに修正していた。停車位置に対する自覚があるようだ。

 

 しかし、事業者は乗客を降ろす場所も停車位置も運転手任せのようだ。小泉元首相が進次郎には進次郎の考えがあると息子を擁護しているが、京成も運転手には運転手の考えがあるということなのだろう。ルールで縛らず伸び伸びと運転手を育成するつもりのようだ。

 

 バスは11時に1人を乗せて出て行った。13時15分頃、464号線で13時10分新鎌ヶ谷発の北総循環線のバスと途中で並んだが、乗客は3人だった。

 

 高花線と北総循環線の1日当たりの利用者はどのくらいいるのだろうか。1台当たりの利用者が数名しかいない路線のために降車場と専用バス停が確保されている。生産性が低いのは明らかだが、生産的でもないようだ。誰かのためというのでもなく、儲からないのに会社のためになるという不思議。