連休のバス停

 連休の昨日、今日とロータリーで待機しているタクシーと一般車両が普段の日より少なめだ。

 

 昨日は10時40分ちょっと前にCNT直行の高花線のバスがコミュニティバスと西白井線のバス停の間で利用者を降ろしていたが、今日は10時43分頃、福祉車輛専用乗降場の前で斜めに停車して利用者を降ろしていた。

 

 2回とも乗客を降ろした後だったの降りた乗客の数は不明だが、停車時間が短かったのでおそらく1~2人だ。たまに5人以上の乗客があると数分かかっている。京成のバスはICカードが利用できるのが売りだが、高齢の利用者は現金で精算をする人がいるのだろう。

 

 昨日のバスは移動した専用バス停でセンターライン寄りに停車していたが、今日のドライバーは歩道寄りに停車していた。ドライバーによって停車する場所も停車位置も違う。事業者はドライバーにまともな指導をしていないのだろう。

 

 昨日も今日も11時に出て行くバスの中は空だったようだ。昨日の13時15分頃、13時10分の北総循環線のバスと駅に向かう13時49分発の高花線のバスがユニクロの前ですれ違うのを目撃した。1台が1人、もう1台が2人しか乗っていなかった。

 

 コミュニティバスは市からの補助で赤字にならないしくみだから、この二つの路線バスの赤字がコミュニティバスの運行利益で補填されていたら笑えない。京成は成田空港線の認可の際に内部補助を否定していたはずだ。

 

 2年前に京成の北総循環線とちばにうの北環状線の2路線が開設されたときに新鎌ヶ谷駅直通のナッシー号が大きく減便され、白井市はその理由を民間にできることは民間でという説明をした。しかし、その後、北総循環線の利用者は全然増えていない。

 

 市は新鎌ヶ谷駅直通のバスを減便したが、総運行本数は減らしていない。新鎌ヶ谷駅直行便以外のナッシー号の利用者は少なく、ときどき行き会うバスは空のことがめずらしくない。直通便の減少でナッシー号の利用者が30%以上減っているのでバス事業者への補助はおそらく増えていることだろう。国も自治体も役人は事業者に忖度して税金が無駄に使われている。その裏には天下りと政治が関係しているのだろう。

 

 今日、タクシー乗り場で待機していた列の2台目のタクシーが客を乗せずに列から抜けて駅から出て行った。おそらく、無線で呼ばれたのだろう。いつ来るか分からない客を待つより無線の客の方が単価も高いのかもしれない。こうした光景は夕方、バス停でバスを待っているときにもときどき見かける。

 

 列の2台目のタクシーが1台目のタクシーとの車間を空けて区画線から後ろに大きくはみ出して止まる理由が分かったような気がする。待機しているときに無線で呼ばれたらいつでも列から抜けだせるようにするために車間を取っているのではないだろうか。

 

 もし、そうだとしたらタクシーの乗り場の待機の列をルール通り2台にするべきだ。2台ならちょっと下がればいつでも列から抜け出せる。客足から考えて客の待ち時間と待機台数は関係ない。

 

 タクシー事業者もバス事業者も利用者の利便性なんかに関心がないのだろう。自分たちの権利と利益を守ることが最優先なのだろう。