日曜日のバス停

 10時20分頃、タクシー乗り場に4台のタクシーが待機していた。以前も見た光景だ。4台目のタクシーはタクシー乗り場の後方のタクシー専用降車場の中に入って停車していた。

 

 4台目のタクシーが以前、ロータリーに入って来てタクシープールに1台も待機していないときに3台目の後ろに停車するのを目撃したことがある。今日はタクシープールには既に5台が待機していたから4台の列ができてからしばらく時間が経過しているはずだった。

 

 おそらく、前のタクシーがすぐ客を拾って出て行くだろうからタクシープールで待機しなかったというのがドライバーの言い分なのだろう。しかし、目撃してからさらに10分位4台の状態が続いた。

 

 途中、4台目のタクシーの後ろでロータリーに入って来たタクシーが客を降ろしてロータリーからすぐ出て行った。タクシー専用降車場はあっても使えないのだから意味がない。3台の列の時ですらバックしないとタクシー専用降車場から出て行けない。ロータリーをもっと有効に利用することができるはずだ。そもそもタクシー専用降車場のある駅を見かけたことがない。

 

 市は2台で指定の区画で待機するようタクシー事業者を何回も指導しているというが、本気度が感じられない。福祉車輛専用乗降場も秋元病院のバス停として認めているわけではないと言いながら、状況が変わる気配すらない。

 

 市の指導を無視して3台待機ルールを続けている事業者はそのルール破りの4台待機を放置している。4台待機をやっているのは特定のドライバーだけのようだが、仲間同士で注意する気配は感じられない。ドライバーは高齢者が多く、待機している間は道路に出てよく会話している姿を目撃するが、意思疎通ができているわけではないようだ。

 

 10時40分に高花線のバスがロータリーに入って来たが、今日は途中で乗客を降ろすことなく、頭を歩道につけるように斜めに専用バス停で停車した。3人が前扉から降りた。

 

 出発時間まで斜めのまま止まっていた。停車したときは前後に一般の車両が停車していたので仕方ないと思うが、その状態が解消されても停車位置を修正することはなかった。

 

 11時に駅から出て行くバスに運転手以外の人影は確認できなかった。13時12分頃、駅から出て来た13時10分発の北総循環線のバスにアクロスモール前ですれ違ったが、このバスの乗客も3人だった。バス停の維持が目的のようなので利用者は二の次なのだろうか。