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霧雨のバス停

 10時38分頃、ロータリーから今日も空の鎌ケ谷線のバスが出て行った。ロータリーの入り口には、ケンタッキー・フライド・チキンの小型納品トラックが止まっていたが、5分位でロータリーから出て行った。

 

 反対側の一般車両の停車エリアで小型トラックに先を越されたいつもの居酒屋の納品トラックが荷降ろしをしていた。いつものように台車で居酒屋との間を2往復して10時55分間には作業は完了していたが、時間調整?のためにそのまま停車していた。

 

 タクシー乗り場にタクシーが1台しかいなかったとき、降車場の先で客を降ろしているタクシーがあった。降車場付近には障害となる車両も止まっていなかった。おそらく、ドライバーはタクシーと書かれた区画が降車場であることを知らなかったのだろう。

 

 それを裏付けるように客を降ろしたタクシーは空のタクシープールをショートカットしてロータリーから出て行ってしまった。この駅のメンバー事業者のタクシーではなかったようだ。タクシー乗り場もタクシー降車場も道路にタクシーの文字が書かれているだけで他に情報がないから知らなければ両者を識別することは困難だ。これが作為によるものなのか、不作為によるものなのかはわからないが、行政の怠慢であることは確かだと思う。

 

 11時を過ぎた頃から霧雨の中、コミュニティバスのバス停で傘をさした利用者がバスを待っていた。11時5分頃、ロータリーに入って来た11時08のナッシー号がバス停で11人を降ろした。バス停を出て行くバスには1人乗っていたので本日の乗客数は12人だった。

 

しかし、ロータリーを出て行った時間は11時7分だったので定刻より早くバス停を離れたことになる。8分まで待っても乗客はいなかっただろうと思うが、いいのだろうか。

 

 11時15分頃北総循環線のバスがロータリーに入って来てバスを待つ利用者が並んでいるコミュニティバスの真ん前に停車して乗客を降ろしていた。10人くらい乗っていたが、なかなか専用バス停に移動しなかった。精算に時間でもかかっていたのだろうか。

 

 後ろに病院から戻って来た11時18分のナッシー号が北総循環線のバスがバス停から出て行くのを待っていた。もし、グループ以外の事業者のバスがコミュニティバスのバス停で乗客を降ろしていれば、法令違反で運輸局に通報したのではないだろうか。

 

 専用バス停に移動した北総循環線は、定刻の11時30分にまだ停車していた居酒屋の納品トラックの横を通って駅から出て行った。天候が悪く、バスの中はよく見えなかったが、乗客はいなかったようだ。

 

 しかし、居酒屋の納品トラックは作業終了から40分近く経っているのにまだ停車していたのには少し驚いた。トラックがロータリーを出て行くところを見届けなかったが、1時間以上駐車していたのではないだろか。