今日はコミュニティバスのバス停に並んでいる人が少なかった。冷雨で外出を控える人が多いのだろうか。バス停で傘をさして立っている高齢の女性が気の毒に思えた。元のバス停だった屋根のある福祉車輛専用乗降場に立っている人は傘をさしていない。
10時36分頃、バスの上部に白井駅と表示された10時32分の鎌ケ谷線のバスがロータリーに入って来たが、今日はバス停で停車せずにロータリーを1周して出て行った。
白井駅行きになっているが、ルートを知らずに白井駅に行く目的で新鎌ヶ谷駅のバス停でこのバスに乗る人がいたら、おそらくトラブルになるだろう。高額運賃の北総線でも5分(376円)で白井駅まで行けるが、この10時32分バスに乗ると白井駅に着くのは11時8分だから36分かかり、運賃は703円にもなる。
北総循環線でも白井駅まで15分で250円だ。残念ながら北総循環線の10時台のバス便はない。しかし、白井駅行きの鎌ケ谷線が北総循環線の代替線になるはずもなく、このバスが新鎌ヶ谷駅に停車する理由が分からない。
始発の鎌ケ谷市役所から168円(0.5㎞)だが、コミュニティバスのききょう号なら100円。歩けない距離でもない。実際にこのバスが乗客を乗せてロータリーに入って来たのを見たこともないし、バス停で待っている利用者も見たことがない。
そう考えると新鎌ヶ谷駅のバス停を維持することに意味があるとしか考えられない。利用者のための路線ではなく、事業者の政策的な路線なのだろう。運賃収入以外の目的。ロータリーから他の事業者を排除すること。路線バスだけでなく、貸切りバスの事業者にもロータリーを使わせたくないようだ。
11時3分頃、タクシー専用降車場の後ろにケンタッキー・フライド・チキンの納品業者の小型トラックが止まり、ハザードランプを付けて停車していたが、5分位で荷下ろしを終えて駅から出て行った。いつもここに長時間止めて荷下ろしをしている居酒屋の納品業者の大型トラックは現れなかった。今日は早い時間に仕事を済ませたのかもしれない。
しばらくしてタクシー乗り場の先頭のタクシーが客を乗せてロータリーから出て行った後にロータリーに入って来たタクシーが降車場の中に止まり、客を降ろしていた。降車場の中でタクシーが客を降ろす光景は本当に久しぶりだ。
タクシーが客を降ろす間、タクシープールから移動して来た別のタクシーが横で待っていた。タクシー降車場を使っているとタクシー乗り場にタクシーが3台停車できないといことは、逆に言えばタクシー乗り場に3台停車しているとタクシー専用降車場が利用できないということを証明した形だ。
11時12分頃、11時08分のナッシー号がバス停に止まり、14人が下車した。
11時15分頃、北総循環線のバスがロータリーに入って来て今日は西白井線のバス停で停車した。後ろにききょう号が続いていたためか、雨だったので利用者のために屋根のあるバス停を選んだのか、いずれにせよ、コミュニティバスのバス停前で乗客を降ろさなかった。
今日は、最初に3人が降りてからしばらくして残りの客が降りて来た。精算に時間がかかったのだろうか。売りのICカードが利用できるというメリットは老人には関係ないのかもしれない。今日の乗客は全部で10人?位だった。天候不順で外が暗く、11時30分に駅から出て行くバスの中の様子がよく見えなかったが、空だったようだ。