
11時少し前のロータリーにはタクシー乗り場にしかタクシーは止まっていなかった。ロータリーの入口に近いタクシー専用降車場の後ろに居酒屋の大型納品トラックが停車していて運転席にドライバーが乗り込む姿が見えた。
トラックの後ろに車体の後部が横断歩道に残った状態で乗用車で止まった。しかも車のお尻を道路寄りにして斜めに停車していたのでイオン側から左折してくる車の通行妨害になっていた。
車から降りた年配の男性はケンタッキー・フライド・チキンの中に入って行った。停車場所がなくなった郵便車両がトラックの前のタクシー専用降車場の中に車を止めて歩道のポストの郵便物を回収していた。
納品トラックがしばらくしてロータリーから出て行くとケンタッキー・フライド・チキンの中から先程の男性が出て来て、車をトラックがいなくなった場所に移動した。車のハザードランプ点けてから再び、ケンタッキー・フライド・チキンの中へと入って行った。
10分以上してから持ち帰り用の商品が入ったレジ袋を提げて男性が車に戻って来た。車が出て行った後にロータリーに入って来たタクシーがタクシー降車場の中に止まり、中から降りて来たドライバーが歩道に上がってタバコを吸っていた。駅周辺の路上は条例で禁煙になっていたのではないだろうか。
タクシー乗り場から4台のタクシーが縦列に並び、その後ろにさらに乗用車が停車したのでタクシー乗り場からロータリーの入口近くまで5台の車が停車していた。
ロータリーに入って来たケンタッキー・フライド・チキンの小型納品トラックが今度は、タクシー乗り場の反対側の植え込み沿いに停車して後部扉を開け放して荷物を台車に積んでいた。さらに客を乗せたタクシーが列の最後尾の乗用車の斜め後ろに止まり、横断歩道の真ん中で乗客を降ろしたのにはさすがに驚いてしまった。
こうした状況の中で11時17分頃、北総循環線のバスがロータリーに入って来たが、西白井線の先からロータリーの出口付近まで乗用車が数珠つなぎ状態で停車しており、北総循環線のバス停の区画の中にも2台の車が停車していた。
空いているのはコミュニティバスのバス停付近だけだったのでその辺りで乗客を降ろすのだろうと思っていた。しかし、タクシー乗り場のタクシーと小型トラックにはさまれて狭くなった道路をすり抜けた北総循環線のバスは、専用バス停に直行して止まっていた2台の乗用車を押し出して停車した。
11月までは専用バス停に障害となる車両が止まっていなくても手前のコミュニティバスや西白井線のバス停付近で平気で乗客を降ろしていたことを考えると様変わりだ。運輸局の指導があったのだろう。
気が散って北総循環線のバスから乗客が降りる所を見逃してしまったが、駅の入口に向かって歩いている3人がバスに乗っていた人たちだろうと思われた。11時30分に駅から出て行くバスの中は暗くてよく見えなかったが、乗客は1人か0だったようだ。
今日のナッシー号は少し遅れて11時9分くらいに到着した。乗客は14人だった。
11時35分頃、イオン側で待機していたと思われる11時40分のセコメディック病院のバスがロータリーに入って来て珍しくコミュニティバスのバス停の標識のすぐ先に停車した。いつも停車している西白井線のバス停の先に一般車両が止まっていたためのようだった。
11時40分を過ぎた頃にはタクシープールに5台のタクシーが集まっていた。
横断歩道の真ん中で客を降ろしたタクシーを目撃したのは今日が初めてだ。タクシー業界のモラルは既に崩壊してしまったようだ。