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行き帰りにちばにうのバスに乗る

 昨日、都心に出るためにちばにうのバスを利用した。行きは西白井駅10時12分のバスに乗った。バスは定刻より3分くらい早く到着し、前扉から年配の女性が1人降りて来た。バス停には8人いたが、乗車したのは6人だった。乗車後の乗客は全部で21人だった。到着が早かったのでバスはバス停で少し時間調整して新鎌ヶ谷駅に向かった。

 

 運転手の運転は丁寧で停止するときは少し前から少しずつブレーキを踏んでくれるので急停車することはなかった。ナッシー号の運転手はバラツキがあり、これまで何度も前方に身体がつんのめるような経験をしている。

 

 道路が混んでなく、10分くらいでイオンモール側のバス停に到着した。ロータリーにはもう1台のちばにうのバスが待機していた。バス停には3人の利用者が待っていた。

 

 帰りは20時ちょうどに新鎌ヶ谷駅に着き、ロータリーを大回りして20時15分発の北総循環線のバスの横を通ってみた。車内には女性が1人しか乗っていなかった。

 

 イオン側のちばにうのバス停には既にバスが待機していた。車内には通勤帰りと思われる若者が乗っていた。我々を入れて乗客は8人だったが、出発直前に若い女性が乗り込んで来て9人になった。後ろに20時15分発の直行便が停車していた。

 

 20時20分に西白井駅に着いて3人が下車した。464号線沿いを歩いているときに先程の直行便が目の前を通り過ぎて行った。夜の闇の中でバスの車内が煌々と輝き、乗車している乗客がはっきりと見えた。駅で見たときは2人だったが、4人に増えていた。家に帰ってから千葉ニュータウン中央駅の到着時間を調べてみたら、我々の乗った各停と直行便の到着時間は4分しか違わないことが分かった。

 

 3分遅いバスに乗って4分早く着くことにあまり違いを見出せない。急いでいる朝と違い、帰りの7分の違いに目くじらを立てる人はあまりいないのではないだろうか。

 

 仕事で疲れているから同じ値段なら少しでも早く着く方がいいというのが利用者の考えだろう。そう考えると各停に乗っていた乗客は全員、白井市民なのかもしれない。西白井駅で下車しなかった5人は白井駅で全員下車したのだろか。

 

 事業者の側から考えると最終便は各停だけで足りるように思う。人手不足と採算、利用者の利便性を天秤にかけたとしても各停で十分だと思う。それとも同じ20時15分の北総循環線のバスとの競合を考慮したのだろうか。少なくとも白井駅までしか乗車しない白井市民なら50円安い各停を選ぶだろう。

 

 千葉ニュータウン中央までの運賃はちばにうもちばレインボーバスも変わらないからICカードが利用できるちばレインボーバスの方が有利かもしれない。だったら、千葉ニュータウン中央からの運賃を50円引き下げて利用者を増やした方がいいのではないだろうか。ちばレインボーバスは運賃を引き下げるつもりはないようだから価格競争に敗れたちばレインボーバスがこの路線から撤退してくれるかもしれない。