10時半過ぎにタクシー専用降車場の横の道路でタクシーが客を降ろすために停車していた。降車場が乗用車と待機のタクシーにはさまれていたためだ。しかし、客が降りる前に降車場の後ろの乗用車はいなくなり、前に待機しているタクシーも2台になり、障害物はなくなった。
客を降ろしたタクシーはなぜかバックし始めた。前の空いた待機の列に並ぶために停車位置を直していたのだ。酷いことに降車場の区画に車体が三分の一くらい入った状態で停車していた。降車場などどうでもいいのだろう。
10時47分頃、高花線のバスがロータリーに入って来て専用バス停に直行した。バス停の後方に乗用車が止まっていたが、難なく一気にバス停に停車した。前扉から3人の乗客が降りて来た。
3人とも歩道に飛び移るような仕種をしていた。バスの車体が少し斜めになり、前扉から歩道まで60㎝くらいの距離があった。中扉はもう少し歩道から離れていたので乗車するためには道路に降りる必要があるかもしれない。
乗客が降りた後に運転手がバスから降りて来て、歩道で携帯電話を左耳に当てて電話をしている風情だった。同じ光景をこれまで何度か目撃している。挙動が不自然だった。当方がどこから観察しているのか探っているように見えた。
携帯を耳に当てたまま歩道を動きまわり、周囲を見回していた。他人の視線を気にするよりドライバーが法令違反しないように監視するべきだろう。こうした行為はいみじくも18ヶ月以上にわたる法令違反(本件については近日中に公開予定)が組織ぐるみだったことを物語っている。
空電話でなければ、携帯電話の向こう側で本社の人間がドライバーに指示を出しているのかもしれない。ご苦労なことだ。
運転手は11時の出発時間ぎりぎりまで歩道で電話?していた。もし、私用の電話だったのならそれはそれで問題だろう。駅から出て行くバスには男性らしき乗客が1人座っているのが見えた。
11時14分頃、ナッシー号がバス停に到着した。後ろでは秋元病院のバスも利用者を降ろしていた。ナッシー号の乗客は7~8人だった。病院に向かうバスには1人が残っていた。11時23分に誰もいないバス停に戻って来たナッシー号は空で駅から出て行った。
東邦鎌ケ谷病院のバスは2台のバスでピストン輸送を繰り返していた。福祉車輛専用乗降場の先で利用者を降ろし、西白井線のバス停の先で待機しているバスと入れ替わることで待機場所を確保していた。
セコメディック病院のバスは11時22分頃、ロータリーに入って来て福祉車輛専用乗降場の後ろで利用者を降ろして駅から出て行った。
市が病院側と運送事業者の間に入って病院の停車場所をきちんと確保した上で運行ルールを決めるべきだと思う。現在のところロータリーの管理については、行政は無能力だ。だから、こんな放置状態が駅のロータリーで続いている。見ざる聞かざる言わざるなら行政の存在価値はない。