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後悔先に立たず

 9時26分頃、鎌ケ谷消防署前で新鎌ヶ谷駅発の北総循環線のバスとナッシー号にすれ違った。北総循環線は空だった。ナッシー号の乗客も2人だった。この時間の下りはいつも利用者が少ない。

 

 10時52分頃、ロータリーの出口付近の一般車両の停車エリアに止まっていた軽自動車を駐車監視員二人が点検していた。5分くらいで点検が完了し、軽自動車のフロントガラスに黄色い紙を貼り終わった駐車監視員の乗った車両がロータリーの出口で信号待ちしていたときに軽自動車のドライバーが戻って来て駐車監視員に文句を言っているようだった。

 

 駐車監視員は車から降りて軽自動車の前でドライバーの高齢の男性と話していた。読唇術はできないが、こんな感じだろうか。

 

 「前のビルに用事があってすぐ戻って来たじゃないか。ちょっと止まっていただけだよ。他にも車が止まっているだろ。なんで俺だけ取り締まるんだよ。おかしいだろう。」

 

 「お客様、私たちは警察から委託されて人の乗っていない車の駐車だけを対象に取締りを行っています。それ以外のことは、警察の方に言っていただけますか。」

 

 実際のところは何を話していたのかわからない。しかし、ドライバーの男性は5分くらい駐車監視員にしきりに文句を言っていたように見えた。正月早々の反則金の支払いは厳しい。気持ちはわかるが、後悔先に立たず。

 

 11時5分頃、居酒屋の配送トラックがロータリーに入って来ていつものようにタクシー降車場の後ろに停車した。11時42分に駅から出て行った。

 

 ほぼ定時に11時08分のナッシー号がロータリーに入って来て停留所で9人を降ろした。10人を切るのはめずらしい。

 

 11時13分頃、北総循環線のバスがロータリーに入って来て専用停留所に直行した。停留所の区画の前後に停車している車両はなかったが、停車位置は車道側の区画線から30㎝くらいしか離れていなかったので乗客は道路に降りてから歩道に上がっていた。障害物がなくても正着できないのは西白井線と北総循環線の停留所の間がカーブしていることも影響しているのかもしれない。

 

 乗客は3~5人だった。最初に3人降りた後にバスの影から2人が出て来たが、この2人が停留所で待っていた人の可能性があった。何らかの理由で乗車を止めたのかもしれない。その後、女性が1人乗り込むのを目撃した。11時30分に出て行くバスの中が暗くて様子が分からなかったが、1~3人の人が乗っていたと思われる。

 

 今日は観測中にタクシープールで待機しているタクシーはなかった。ロータリーに停車している車両も少なく、ほとんどの車が短時間停車してロータリーから出て行った。