今日は、久々に北総線に乗って都心に出かけた。最近はバスで新鎌ヶ谷駅に行き、東武線で都心に出ることが多い。ちょうどいい時間のバスがあれば、東武線は10分に1本電車があるので乗換えはあまり苦にならない。
しかし、今日はちょうどいい時間のバスがなかったので、西白井から北総線に乗った。霞が関まで1時間ちょっとかかった。新鎌ヶ谷でアクセス特急に乗換えることができたが、押上で同じ電車に乗換えることになるので利用しなかった。
アクセス特急に乗換えても座れるかどうかわからない。それなら、乗換えずに座ったまま本を読んだり、スマホでニュースをチェックした方が有意義だ。特急に乗って途中で鈍行に乗換えることで短縮される数分に意味が感じられない。
アクセス特急を利用しない者にとってアクセス特急の通過待ちは長く感じられ、利便性は成田空港線の開業で下がっている。一方で運賃は下がるどころか、消費税の増税により以前より上がっている。
西白井から霞が関までの運賃は1,109円。行きは約束の時間があったので時間的に北総線以外の選択肢がなかったが、帰りは急ぐ必要もなかったのでなるべく安いルートで帰ることにした。
日比谷線の茅場町で東西線に乗換えて西船橋でさらに総武線に乗換えた。霞が関から西船橋までの運賃が283円。西白井駅から1駅の新鎌ヶ谷までの北総線の運賃が309円。頭がおかしくなりそうだ。西船橋から船橋まで136円。霞が関から船橋までの運賃合計は419円。北総線の高額運賃で夜も眠れない人がいてもおかしくない。
東武線で船橋から新鎌ヶ谷まで199円。霞が関から新鎌ヶ谷まででも運賃は618円。北総線経由で霞が関から新鎌ヶ谷までの運賃が1,046円だから片道428円の節約になる。4割も安い運賃で目的地まで行ける。
千葉ニュータウンの住民以外の人が北総線に乗る理由が見出せない。だから、事業者はインバウンド需要へのシフトを進めているのだろう。貢がされた挙句、ポイ捨てなのだろう。窮鼠猫を噛むということわざがある。市と事業者は市民の逆襲に注意した方がいい。
北総線を利用しないと乗換えの回数は増えるが、それ程苦にならない。茅場町は改札を出ずに乗換えられ、日比谷線でどの車両に乗れば東西線のホームまで最短で行けるのかを把握しておけばいい。今日は、午後3時過ぎの西船橋行きの東西線に乗ったので途中からがらがらになり、座ることができた。
東西線の茅場町でもどの車両に乗れば、西船橋のJR乗換え階段に近いかを調べておくことをお勧めする。
銀座、京橋、三越前、新橋方面に行くときは東西線の西船橋⇔日本橋ルートが便利だ。錦糸町方面に行くときは船橋から総武快速が運賃も安く、時短にもなるが、混雑していて座れないことが多い。東京駅にも出れるが、ホームが地下で地上に出るのがしんどい。東京駅や有楽町に行くときは素直に総武線で秋葉原から山手線に乗換えるのがいいと思う。
新鎌ヶ谷駅で16時20分のちばにうのバスに乗った。この時間にこのバスを利用したのは初めてで予想以上に乗客が多かった。21人乗っていた。大半が中高年の人たちで男性は4人だけだった。時間がまだ早いのか、学生や勤め人らしき人は乗っていなかった。
16時34分に西白井駅のバス停につき、10人以上が下車して高齢の女性が1人乗車した。やはり、ナッシー号の新鎌ヶ谷駅直通ルートの減便で困っていた人が多かったのだろう。
市はちばレインボーバス(京成)の北総循環線とちばにうの北環状線が白井駅を通るというだけでナッシー号の新鎌ヶ谷駅直通便を大幅に削減し、民間にできることは民間でと市民に説明していた。その理屈からすると現在の西白井駅からの直通ルートも廃止しないと整合性がとれないように思う。どうするのだろうか。