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暖かなバス停

 昨日に続いて暖かい陽ざしがロータリーに降り注いでいた。バス停の上屋の影が夏場と違うことに気づいた。夏場は上屋の真下に影ができていたが、今日は右斜めからの陽ざしが上屋の左側の歩道に伸びていて上屋の下の三分の二くらいに日が当たっていた。

 

 コミュニティバスのバス停でバスを待っている人の影も足元から左側に影が長く伸びていた。夏場は後ろの東武線の駅舎のシャッターの前に11時過ぎ頃には日陰ができていたが、今日は11時半を過ぎても日が当たっていた。

 

 10時半頃、今日も居酒屋の納品トラックがタクシー専用降車場の後ろで荷下ろしをしていた。15分くらいで納品が終わり、11時まで停車していた。

 

 10時37分頃、鎌ケ谷線の白井駅行きのバスがローターに入って来てバス停で停車し、家族らしい3人を乗せてロータリーから出てい行った。このバスが人を拾うのを目撃したのは初めてだ。

 

 前後してパトカーがロータリーに入って来てタクシープールに停車し、観測中ずっと停車していた。ここにパトカーが停車するときは、たいていイオン側で取締りにあった車両の交通違反の切符を切るためのことが多いが、今日はパトカーだけが停車していた。

 

 パトカーが止まっていてもタクシーの違法な3台での客待ちは今日も行われていた。警察公認のようだ。

 

 10時50分頃、居酒屋の納品トラックとタクシーに挟まれた降車場の横の車道でタクシーが客を降ろしていた。タクシーを降りた若い男性は降車場の中を通って歩道に上がっていた。

 

 定刻に11時08分のナッシー号がバス停に到着し、15人を降ろした。女性が乳母車を押していたので赤ちゃんも乗っていたのだろう。

 

 11時15分頃、北総循環線のバスがロータリーに入って来た。今日も専用バス停の前後に車両が止まっていた。前回は西白井線のバス停で乗客を降ろしたが、今日は専用バス停に直行し、区画に頭を付けるような形で斜めに停車して前扉から3人を降ろした。

 

 バスは後部が区画からはみ出すような態勢で出発まで止まっていた。停車後5分くらいで区画の前に止まっていた車両が移動したので停車位置の調整は十分可能だった。

 

 やはり、このバスの運転手も事業者も何を考えているのか理解できない。法令違反を指摘されたら、しばらくおとなしくしていればいいとでも考えているのか、事業者が運転手を適切に指導できないのか、どちらなのかわからない。

 

 それとも、この運転手不足のときに厳しく指導して辞められたら困るのだろうか。そうだとしたこのバス停で発着する、需要がない路線の方を廃止した方がいいのではないだろうか。他の路線に人員を回した方が生産的だと思う。そうなれば、法令違反も不当な競争も必要なくなり、役所も余計な仕事から解放されることだろう。利用者の利便性の向上にもつながるだろう。