· 

今日も法令違反!

 ロータリーの中のタクシープールの区画の中にまたパトカーが止まっていた。最近、3回目の目撃だ。パトカーの中には人影がなかったので、ロータリーの監視が目的ではなく、駐車していただけのようだ。

 

 パトカーは観測中ずっと止まっていた。目と鼻の先にパトカーが止まっているのにロータリーのアクロスモール側に停車していた軽自動車が放置駐車をしていた。パトカーは抑止力にならないようで高齢の男性二人が車に戻って来て何事もなくロータリーから出て行った。

 

 タクシーも相変わらず、違法な3台による客待ちをしていた。今日はタクシープールに3台前後の車両が常時待機していた。

 

 以前は警官自らロータリーに駐車している車に対して注意したり、取り締まりを行っていた。しかし、最近は警官が取り締まりをしている姿を見かけたことがない。代わりに民間の駐車監視員が放置駐車違反の車両の点検のために頻繁にロータリーを巡回している。警察の見ざる聞かざる言わざるによりロータリーは無法地帯状態だ。

 

 10時40分頃にロータリーに入って来た高花線のバスは専用バス停に直行せずにコミュニティバスのバス停周辺で客を降ろしていた。ここ2週間で3回目だ。頭が悪いのか、それとも法令違反など気にしていないのかもしれない。

 

 運輸局から厳しい改善指導受けているはず?だが、効果がないようだ。“決められた場所”にしか停車できないとバス事業者自ら利用者にアピールしておきながら、他のバス停周辺で乗客を降ろすというモラルの低さには呆れてしまう。

 

 高花線のバスは二人を降ろしてから専用バス停に移動した。西白井線の区画線のすぐ近くに1台車が止まっていたが、高花線の区画の前後には車は止まっていなかったのに停車位置は車道側の区画線から20㎝も離れていなかった。歩道への正着ができるレベルの運転技術を持ったドライバーは希少なのかもしれない。

 

 幸いにして乗車する客がいなかったので車道からバスに乗ることを強いられた人はいない。11時定刻にバスは空で駅から出て行った。20分待機して往復で利用者が二人。すごい忍耐力だ。

 

 北総線は赤字解消のために天井まで運賃を値上げしたのだからバスの運賃も値上げしてはどうだろうか。京成は成田空港線の認可時の公聴会で内部補助を明確に否定していた。白井市も北総循環線の開業時に民間にできることは民間でと新鎌ヶ谷駅直通のコミュニティバスの便数を半減させて協力している。民間の地力を見てみたい。

 

 新鎌ヶ谷駅直通のコミュニティバスの便数の半減でコミュニティバスの利用者が3割以上減ってしまった。しかし、コミュニティバス全体の便数は変わっていないので運賃収入が減っても市が補填することになるからコミュニティバスの事業者(京成)が赤字になることはない。

 

 高花線は開業からもうすぐ6年北総循環線も開業から3年近くが経過しているが、2路線とも利用者は増えていない。ちばにうに対する対抗と言えば聞こえがいいが、実態は事業妨害に等しい。もともとそれ程の需要があるとは思えない路線に後出しで参入したのだから潔く撤退する道もある。