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懲りない人たち

 今日は天気がはっきりせず、気温の割には体感として寒く感じた。

 

 10時半過ぎにタクシー乗り場からタクシー専用降車場の後ろまで5台のタクシーが客待ちしていた。タクシープールに5台のタクシーが待機していた。

 

 おそらく、4台目と5台目が列に付いたときタクシープールは空だったと思われる。なぜなら、タクシープールのタクシーがタクシー降車場の場所に移動するためにはロータリーでバックして停車する必要があるからだ。

 

 そして、彼らのローカルルールではタクシー乗り場(本来は2区画2台分しか駐車できない。3台目は違法駐車)に3台で客待ちする決まりになっている。タクシープールに待機している車両があったときに客待ちの列に加わったのなら4台目と5台目は割り込みをした可能性がある。

 

 おそらく、この2台はタクシープールに待機している車両がいないときにロータリーに入って来て不精してタクシープールに行かずに客待ちの列に加わったと推測される。いずれにせよ、違法駐車かつローカルルール破りだ。

 

 10時36分頃、鎌ケ谷線の空のバスがロータリーに入って来て専用バス停に直行したが、停車せずにバス停の区画の中を一気に通り抜けて駅から出て行った。

 

 10時50分頃、ロータリーの出口付近に駐車監視員の軽自動車が停車していた。駐車監視員の二人は後方に停車していた車両をいつものように点検していた。5分くらいで作業が完了し、助手席側のフロントガラスに黄色い紙を貼ってあっという間に駅から出て行った。

 

 放置駐車していた車のドライバーが15分くらいして戻って来てフロントガラスに貼られた黄色い紙をはがすとすぐロータリーから出て行った。

 

 10時6分頃、11時08分のナッシー号がバス停に到着し、11人を降ろしていた。バス停の標識を越えて停車していた。後続車に配慮して時間調整していたようだが、結局、定時前にバス停から離れた。

 

 11時9分頃、北総循環線のバスがロータリーに入って来て専用バス停に直行した。バス停の区画の近くに車両は停車していなかったが、車体のヘッドを付けるように斜めに歩道に寄せて止まり、前扉から5人を降ろしていた。乗客が降りた後、停車位置を調整していたが、結局、車道側の区画線から20~30㎝のところに停車していた。今日も正着失敗。車内がよく見えなかったが、バスは定時に空で駅から出て行った。

 

 13時35分頃、駅の入口に向かって歩いていたときに利用者が並んでいる西白井線のバス停の前にバスが停車し、待っている乗客を乗せずにバス停を離れたので不思議に思って見ていた。

 

 13時45分の北総循環線のバスが西白井線のバス停で客を降ろしていたのだ。バスは専用バス停に移動してバス停で待っていた利用者2人を乗せていた。事業者は法令違反行為をまったく反省していないことがよく分かった。ひょっとすると運輸局もぐるなのかもしれない。

 

 🔗西白井線停留所が道路交通法第44条違反の訳(2)

 

 

 誰かに咎められなければ、決められたバス停以外で乗客を降ろすことに罪の意識などないのかもしれない。ドライバーにとっては立ち小便程度のことなのだろう。あるいは、駅の近い場所で降ろしてくれることに利用者は親切なバスとして評価しているのかもしれない。お客本位で営業して何が悪い!ということだろうか。

 

 最近は政府のトップが法令違反を犯しても擁護する人たちがいるくらいだから決められたバス停以外で乗降させてはいけないという法律も閣議決定で解釈を変更してはどうだろうか。解釈でどうにでもなる都合のいい法律に意味があるのだろうか。