昨日と今日、ナッシー号が目の前を通り過ぎるのを見た。8月からのルート改正で新鎌ヶ谷駅に行かなくなったコミュニティバスの利用者は激減しているのではないだろうかと思い、乗客数を数えてみた。
数えることもなかった。昨日は西白井駅10時50分発と思われる西ルートの復路のバスが464号線を渡って大松方面に向かうところを目撃した。バスの中は運転手だけだった。今日は、西白井駅に向かう北ルートの復路のバスと12時17分頃すれ違った。乗客は高齢の女性2人だけだった。
西ルートの復路の利用はさわやかプラザの温泉に行く人か、七次台の住民が市役所に行くかくらいしか思いつかない。西白井駅周辺の人は市役所まで37分もかかるバスを利用する気にならないだろし、電車で2分の隣の白井駅まで34分かけて行く人はいないだろう。
北ルートのバスは西白井駅から市役所まで10分だが、土曜日は役所がお休みなので乗っていた二人は西白井駅に用事があったのだろうか。ただ、今日は駅前の公民館と市役所で衆議院選の期日前投票を受け付けているのでひょっとして投票に来た人なのかもしれない。
今回のバスルートの改正は利用者の需要を考えてルートを設定した気配がまったくない。誰のための改正なのかさっぱりわからない。交通弱者や交通不便地域の利用者は狙い通り増えているのだろうか。それとも利用するかしないかは市民の判断に任せるということなのだろうか。
昨日、11時30分頃、新鎌ヶ谷駅のイオン側ロータリーの京葉銀行付近の歩道に自民党の候補と支援者が集まっていた。20~30人の支援者が道路沿いに一列に並んで演説が終わった候補者と握手をしていたようだ。ほとんどが高齢の女性だった。自民党の後援者も高齢化が進んでいるのだろう。失礼だが、高齢の支援者は政策でなく、地縁だけで候補者に協力しているのではないだろうか。シルバー民主主義というより地縁民主主義と呼ぶ方が実態を表しているように思う。