今日、12時47分に新橋で印旛日本医大行きの電車に乗った。この電車は押上まで都営浅草線エアポート快特として運行され、押上から先がアクセス特急になっている。乗車したときはすぐに気付かなかったが、途中でアクセス特急に乗っていることに気がついた。
13時19分に東松戸に到着し、前回に続いてスカイライナーの2度目の通過待ちに遭遇した。通過待ちのために3分間停車して22分に駅を離れ、26分に新鎌ヶ谷に到着した。ホームの反対側でアクセス特急の通過待ちをしていた27分発の各駅停車に乗り換えた。
この各駅停車は新橋を12時36分に出発した電車で新鎌ヶ谷で追い抜いたことになる。新橋で12時47分の電車に乗ったので11分前に既に発車していた電車に途中で乗り換えた形になるが、得した気分はない。
成田空港線の乗り入れで北総線内を走る電車が増えても運賃は高額のまま。アクセス特急にたまたま乗ったら1本前の各駅停車に途中で追いついたからと喜ぶ気になれるだろうか。来年10月から通学定期が京成本線並みになる予定だが、国や事業者はこれでめでたしめでたしとしたいのだろう。
そもそも成田空港線が北総線を乗っ取らなければ、乗り換え自体なかったはずだ。北総線の高額運賃を前提にしなければ成立しない成田空港線は北総線の沿線住民には何のメリットもない。
現在、国会議員が領収書不要の無税の高額の文書通信交通滞在費を手にしていることが問題になっているが、スカイライナーが北総線内の線路使用料を払わずに運行されているという事実も本来、もっと問題にされていい事柄だと思う。そして、京成のペーパーカンパニーである千葉ニュータウン鉄道の線路内において京成は第二種鉄道事業者ではなく、鉄道事業法第26条第7項による第一種鉄道事業者であり、2社の損益は通算で開示されるべきだ。