· 

連続通過待ち

 コロナが落ち着いて先送りにしていた用事で都心に出る機会が増え、北総線を久しぶりに利用している。アクセス特急の止まらない駅の利用者には通過待ちの理不尽を感じずにいられない。

 

 昨日は宝町から16時51分発の印西牧の原行きに乗った。途中駅で席が空いて座れたが、新鎌ヶ谷駅で9分も通過待ちに遭い、理不尽に腹が立った。

 

 17時38分に新鎌ヶ谷駅に到着し、停車中にスカイライナーが通過して行った。17時46分にアクセス特急が到着し、アクセス特急から乗り換えた乗客を乗せて17時47分にやっと出発となった。アクセス特急の利便性のために各駅停車の利用者の交通利便性が蔑ろにされている。

 

 アクセス特急を利用して各駅停車に乗り換えた乗客はホームで通過待ちしていた電車に乗り換えられるので便利だが、9分も足止めされる各駅停車の乗客には迷惑以外の何物でもない。

 

 実は東松戸でもスカイライナーの通過待ちが3分あったのでトータルの通過待ち時間は11分にもなる。

 

 各駅停車の利用者は乗り換えを前提にしなければアクセス特急を利用できず、途中駅では理不尽なスカイライナーとアクセス特急の通過待ちに耐えなければならない。

 

 成田空港線の乗り入れで高額運賃が改善されたのならまぁしょうがないという気持ちになることもあるだろうが、通学定期以外は来年10月の値下げでも高額運賃は変わらない。おそらく、最初で最後の値下げになることだろう。

 

 車両や駅には値下げを知らせる事業者の一方的な広告がやたらと目につくが、よけいに腹が立つ。市民の生活改善より事業者を優先する国や自治体、北総線の高額運賃問題を選挙に利用しようとする政治家にはほとほとうんざりしてしまう。

 

理不尽な2回の通過待ち
理不尽な2回の通過待ち