暮れに西白井駅の南口のロータリーの歩道を歩いていたら、地面にホタルのように光るものが見えた。その正体は歩道に敷き詰められたインターロッキングブロックに埋め込まれたLEDだった。
記憶は定かではないが、30年近く経っているかもしれない?かつてはたくさんのLEDが地面で点滅していたのを思い出した。しかし、ここでスケートボードをする若者がいたこともあり、いつしか足元のホタルが消滅してしまっていた。
いつから復活したのか知らないが、ところどころで光るホタルは三橋美智也の「古城」という歌の歌詞が思い出される。切れたLEDが「矢弾のあとのここかしこ」という風情で足元を見れば侘しさと栄華の夢の哀れを想起させる。